念仏
ねんぶつ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #19590 · 青空 2089 例
標準
nembutsu
文例 · 用例
その背後の壁には乾鮭がさがり、戸外には空也念仏の声が通る。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
何故といつて、あの温泉は、田舎の百姓が湯の隅で念仏を称へたり、不潔な女をひやかしたりするやうな、全然田舎風の空気をもつた浴場であつて、周囲の新鮮な自然と全く不調和であるからである。
— 萩原朔太郎 『石段上りの街』 青空文庫
左脇の家に人|数多集い、念仏の声洋々たるは何の弔いか。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
私たちは藤枝の宿で、熊谷蓮生坊が念仏を抵当に入れたというその相手の長者の邸跡が今は水田になっていて、早苗がやさしく風に吹かれているのを見に寄ったり、島田では作楽井の教えて呉れた川越しの蓮台を蔵している家を尋ねて、それを写生したりして、大井川の堤に出た。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
こんな新聞記事をよむ暇があったら念仏でもするかエスキモー語の文法でも勉強した方がいい。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
自分は思わず口のうちで念仏を始めた。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
しかしいくら念仏を唱えても、今の自分の心の痛みが少しも軽くなると思えなかった。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
そうして生きながら焼かれる人々の叫喚の声が念仏や題目の声に和してこの世の地獄を現わしつつある間に、山の手では烏瓜の花が薄暮の垣根に咲き揃っていつもの蛾の群はいつものように忙わしく蜜をせせっているのであった。
— 寺田寅彦 『烏瓜の花と蛾』 青空文庫
作例 · 標準
おばあちゃんは毎朝、静かに念仏を唱えている。
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念仏を唱えることで、心の平安を得られると感じる人もいる。
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昔の旅人たちは、道中の安全を願って念仏を唱えた。
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標準
visualizing a Buddha (in one's mind)
作例 · 標準
彼は座禅を組み、心の中で念仏を唱えるように仏を視覚化した。
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困難な状況に直面した時、彼女は静かに念仏を思い浮かべた。
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念仏とは、ただ唱えるだけでなく、仏の姿を心に描く行でもある。
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ウィキペディア
念仏(ねんぶつ)とは、仏教における行のひとつで、仏の姿や功徳を思い描いたり、その名号を口に出して呼ぶこと。サンスクリット語では"Buddhānusmṛti "で、仏陀に対する帰敬、礼拝、讃嘆、憶念などの意である。元来は仏(ブッダ)を思い描く等しながらの瞑想修行を指していたが、日本では、浄土宗・浄土真宗が広く普及した結果、一般的には、浄土教系の宗派において合掌礼拝時に「南無阿弥陀仏」(なむあみだぶつ)と声に出して称える「称名念仏」を指すことが多い。
出典: 念仏 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0