官業
かんぎょう
名詞
標準
government-run enterprise
文例 · 用例
男の社会でも官業のなかなどにはなかなか身分や上役下役のけじめがひどいものです。
— ――現場録音 No. 4 No. 5 をよんで―― 『悔なき青春を』 青空文庫
(一) 一般に官業だから政府のつぶれぬうちは従業員の生活は保証されていると考えている。
— 宮本百合子 『大衆闘争についてのノート』 青空文庫
ひっきょう個人主義、民業主義に対する合同主義、官業主義をさすにほかならぬのである。
— 河上肇 『貧乏物語』 青空文庫
かの経済組織改造論者はすべて今日私人の営業に属しつつあるものをことごとく国家の官業となし、すべての人をことごとく国家の官吏にしようというのであるが、個人の心がけさえ変わって来るならば、たとい経済組織は今日のままであっても、組織を改造したるとほとんど同じ結果が得らるるのである。
— 河上肇 『貧乏物語』 青空文庫
官業の牧舎に役所の乗馬は飼われていた。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
国家の事業は窮屈な官業に混同されてしまって、この調子で行ったらますます官僚万能の世の中さ。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
陸軍軍需官業労働者の団結権は一片の勧告で吹き飛んで了った。
— 戸坂潤 『現代日本の思想対立』 青空文庫
作例 · 標準
公共サービスの質を一定以上に維持するため、一度民営化したインフラ事業をあえて官業に戻すべきだという議論がある。
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「官業時代の方が雇用こそ安定していたが、窓口でのサービスの柔軟性は民間の方が格段に高いな」
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非効率な官業を民営化することで、健全な競争原理を導入し、大幅なコスト削減とサービスの向上を図る狙いがある。
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