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縁家

えんか
名詞
1
標準
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文例 · 用例
マダマ・アリサは私のフランス語の仕上げをして呉れるために――結果はそうなったのだが実は今長崎の果てに居る私のたった一人の叔母(キリスト教信者で縁家を逐われそれから何をそんな遠くでして居るのか)がわざわざ私の家事や手芸のために紹介してよこして呉れた外国婦人――三四年前から私の家へ出入りして居る。
岡本かの子 智慧に埋れて 青空文庫
野中到氏(翁の愛娘千代子さんの夫君で、後に富士山頂に測候所を建て有名になった人)と、翁の縁家荒巻家からの扶助によって衣食していたとはいえ全く米塩をかえりみず。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
僕の縁家のもので、古賀をも知っているから、一しょに来ようと云う。
森鴎外 ヰタ・セクスアリス 青空文庫
久保は美奈子が縁家先へ戻つた後にも、其処の家と親しくなつて、屡々訪れてゐた。
牧野信一 階段 青空文庫
私は或る闇の晩に、或る縁家先の塀を乗り越えた。
牧野信一 心象風景(続篇) 青空文庫
或る理由で、夜盗が私であるといふことが解つてゐる限りは、現行を差押へて腕力沙汰に訴へぬ限り、その縁家先では所置を施す術がなかつたので、私はその所行は私であるといふ一札を残して、首尾好く或る仕事を遂行した。
牧野信一 心象風景(続篇) 青空文庫
――そのうちに私の頭のなかには、その米屋のやうに重い葛籠を担いだ私が縁家先の裏門から忍び出ると、稍しばらくそれもあの石倉屋のやうに良心の苛責にはゞまれて後ろ髪を曳かれたり前にのめつたりしてゐたが、やがてのことに覚悟を決めると一散に闇の中へ吸ひ込まれてゆく有様があり/\と展開されて来た。
牧野信一 心象風景(続篇) 青空文庫
その小屋が久松町の川ふちにあつたころで、私は叔母の縁家先だつたその家に寄宿して毎日規則正しく学校(早稲田)へ通つてゐました。
牧野信一 早春のひところ 青空文庫
作例 · 標準
結婚式には多くの縁家が一堂に会し、賑やかだった。
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彼は母方の縁家との交流を大切にしている。
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祖父母の家に行くと、いつも温かく迎えてくれる縁家の人々がいる。
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