炎夏
えんか
名詞
標準
hot summer
文例 · 用例
艦隊は何處の國の港で春を迎へ何處の大洋の沖合で春をおくり――と市民達の噂も長く、やがて軍港の山々は緑に映え、卯の花の蕾がほころびて散り、海も山もえる炎夏を迎えた。
— 牧野信一 『緑の軍港』 青空文庫
「ひどく寂しゅうございますから、もう一時前でもございましょうか」「うん、そんなものかもしれない、ちっとも腕車が見えんからな」「ようございますわね、もう近いんですもの」 やや無言にて歩を運びぬ。
— 泉鏡花 『夜行巡査』 青空文庫
女に云うて肯く程なら、遠くから影を見ても、上衣の熊の毛まですくすく立つお前んに、誰、誰が頼む、考えんかい。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
」と学生は頷きて、「何も目が見えんからといって、船に乗られんという理窟はすこしもない。
— 泉鏡花 『取舵』 青空文庫
「復一君の研究費を何とか節約してもらえんかね、とさすが鼎造のあの黒い顔も弱味を吹いたよ」 年寄は、結局、復一の研究費は三分の一に切詰めることを鼎造に向って承知して来たにも拘らず、鼎造の窮迫を小気味よげに復一に話した。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
誰か知つてゐる人は有りましえんか。
— 石川啄木 『道』 青空文庫
誰か二年生の中で、今其のお話の出来る人が有りましえんか。
— 石川啄木 『道』 青空文庫
麦酒は明日にしてもらえんかね。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
作例 · 標準
今年の炎夏は例年になく厳しく、熱中症患者が相次いだ。
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炎夏を乗り切るため、冷たい飲み物が欠かせない。
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長い炎夏が過ぎ去り、ようやく涼しい風が吹き始めた。
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標準
middle of summer
作例 · 標準
まだ炎夏なのに、早くも秋の気配を感じる日があった。
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炎夏にもかかわらず、彼は毎日欠かさずジョギングをしている。
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炎夏とはいえ、夕暮れ時には少し涼しくなる。
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