葬式
そうしき
名詞頻度ランク #10324 · 青空 2004 例
標準
funeral
文例 · 用例
考えてみると、僕たちだって、小さい時からお婆さんに連れられてお寺参りをしたり、またお葬式や法要の度毎に坊さんのお経を聞き、また国宝の仏像を見て歩いたりしているが、さて、仏教とはどんな宗教かと外国の人に改って聞かれたら、百人の中の九十九人は、へどもどするに違いないのだ。
— 太宰治 『世界的』 青空文庫
寺ばかりといつてもいゝやうな町に住んでゐたので、葬式は実に沢山見た。
— 中原中也 『金沢の思ひ出』 青空文庫
葬式のあるたんびに子供達は葬式をやつてゐる寺に名刺を持つて行つて菓子を貰ふのであつた。
— 中原中也 『金沢の思ひ出』 青空文庫
僕はそれが羨しくて、母に名刺を呉れといふのであつたが「あれはお葬式のお供に行く人の子供だけが貰へるのです」つまり名刺を持つて行つたからとて菓子が貰へるわけはないといふのであつた。
— 中原中也 『金沢の思ひ出』 青空文庫
それもさうかと思つたが、それにしても葬式のあるたんびにみんなは名刺を持つて出掛けては菓子を持つて帰つてゐた。
— 中原中也 『金沢の思ひ出』 青空文庫
The clouds of flowersWhere is the Bells from?Ueno or Asakusa. 西洋人がこれを読んで「葬式の詩か?
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
そこで今、この訳詩を読んだ西洋人の心象には、耶蘇教寺院のベルが鳴つてる町の通りを、美しい花輪や花束の群が、雲のやうに行列して行く光景、即ち葬式のイメーヂが浮んだのである。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
おそらく彼等が、翻訳を通じて「古池や」等の俳句から感ずるものは、「花の雲」の句を葬式の詩として感心した外国人と同じく、原句の詩趣とは全くちがつた別のヴィジョンに、彼等自身の主観した東洋的エキゾチシズムの幻像を画いたものであるだらう。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
作例 · 標準
祖父の葬式には、生前お世話になったという遠方の知人までが駆けつけ、最後のお別れを惜しんでくれた。
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故人の遺志を尊重し、華やかなことはせずに、身内だけでしめやかに葬式を執り行うことに決めた。
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葬式の準備に追われて悲しみに浸る暇さえなかったが、火葬を終えてようやく涙が溢れ出してきた。
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