神機
しんき
名詞
標準
miraculous deed
文例 · 用例
しかし中毒であれば、飲まない時の精神機能が著しく減退して、飲んだ時だけようやく正常に復するのであろうが、現在の場合はそれほどのことでないらしい。
— 寺田寅彦 『コーヒー哲学序説』 青空文庫
境遇善變の際には、境遇の善變が直に精神状態を快適にするといふことも、正しく張る氣を致す一因で有ると同時に、身體状態の變化が精神機關の實質、即ち腦、神經等其物の改善に及ぼす結果として、精神力量の漸々増加を致す其の現象がおのづからにして張る氣を生ぜしむるといふことも存するのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
第二には胃が空虚になつて、胃部附近に血液の充實することが無くなつて居るのに反し、腦には腦の作用を活溌に營むに堪ふる血液が注がれて居るために、精神機能は十分に其の能力を揮ふを得るのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
だから写生の唱道は啓蒙運動として見る時に価値があるが、真の芸術の絶対境はその写生から出てもつと高い、もつと深い、もつと幽かな、真の象徴に入つて初めてその神機が生き気品が動く。
— 北原白秋 『雀の卵』 青空文庫
――そのあいだ一般の精神機能、ことに記憶が、絶対的中絶の状態にあった。
— THE PREMATURE BURIAL 『早すぎる埋葬』 青空文庫
また一座の中に、下宿の二階に住んで六畳の半ばを蔽う白熊の毛皮を敷いて、ぞろりと着流して坐りながら、下谷の地を操縦する、神機軍師|朱武あって、疾より秘計を囲らし、兵を伏せて置いたれば、酒半ばにして哄と矢叫の声を立てて、突然梓の黒斜子に五ツ紋の羽織を奪って、これを蝶吉の肩に被せた。
— 泉鏡花 『湯島詣』 青空文庫
環境が善変する際には、環境の善変が直ちに精神状態を快適にするということも、正しく張る気にする一因で有ると同時に、身体状態の変化が精神機関の実質、即ち脳や神経等、そのものの改善に及ぼす結果として、精神力量は次第に増加する。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
第二には胃が空虚になって胃部付近に血液の充ことが無くなるのに反し、脳には脳の作用を活発にする血液が充ちているために、精神機能は十分にその能力を揮い得るのである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
作例 · 標準
伝承:「その奇跡は、まさに神機によるものだと語り継がれている。」
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歴史:「予期せぬ勝利は、まるで神機が働いたかのようだった。」
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物語:「主人公は、神機を得て、人々を救う旅に出る。」
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