新奇
しんき
形容動詞名詞
標準
novel
文例 · 用例
詩人の性向の新奇と古風とを問はず、まづはその「道」に馴れなければならぬ。
— 中原中也 『詩と其の伝統』 青空文庫
即ち実に多くの新奇な流派が簇出したのであつて、その多くのものは間もなく廃たれ、ジイドは突兀として残つてゐるのである。
— 中原中也 『アンドレ・ジイド管見』 青空文庫
それは一つはこの書物の書き方が甚だ粗略であって、かような、誰にも思い掛けない全く新奇な事実を伝えるのに不十分であり、また一方、余り独断的に見えるような所もあって、その本当の性質を理解することが困難だったからでありましょう。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
(明治四十年九月三十日『東京朝日新聞』) 十 新奇な風見鴉 これは倶楽部あるいは宿屋の室内に粧飾用を兼ねて据え置き、時々刻々の風の方向を知らせる器械である。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
人々は彼等から何か印象のやうなものは受けても、せいぜい新奇な動物――必要のために或る特殊な器官、たとへば空腹とか死などの器官の生じた動物――をでも見るやうな、冷靜な、客觀的な好奇心でもつて觀察する位なものです。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『巴里の手紙』 青空文庫
私は非常に幼い頃、父に連れられて、何かの博覧会を見物したが、その時の会場には大きなフェアリイ・ランドがあって、観覧車やウォタア・シュウトなぞの新奇な乗物とともに、やはり軽気球がお客を満載して上野の杜の天辺に浮かんでいた。
— 渡辺温 『風船美人』 青空文庫
その當時の詩壇から見て、可成に新奇で鮮新な發明であつた特種のスタイルなども、今日では詩壇一般の類型となつて居て、むしろ常套の臭氣が鼻につくやうにさへなつて居る。
— 萩原朔太郎 『青猫』 青空文庫
この大膽にして新奇な試みは、詩に關する從來の常識を根本からくつがへしてしまつた。
— 萩原朔太郎 『青猫』 青空文庫
作例 · 標準
科学者:「この発見は、科学界に新奇な視点をもたらすでしょう。」
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芸術:「彼女の作品は、常に新奇なアイデアに満ちている。」
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旅行:「未知の文化に触れることで、新奇な体験を求めて旅に出た。」
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