振起
しんき
名詞動詞-サ変
標準
encouragement
文例 · 用例
少しでも人に勇健の氣を振起さすることに於て此書が役立たば、初念今願、本より異なるところ無く、吾が滿足するところである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
二百有余年の旧習に汚染した人心を振起するためにも、幕府にはどうしても武力を以て一撃を加へ、天下の人心を一新しなければ、新時代は来ないと見てとつたのだ。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
依てさらに又勇気を振起して唯この一点に注意を集め、傍目も触らさず一心不乱に茲処を先途と解剖して見るが、歌人の所謂箒木で有りとは見えて、どうも解らぬ。
— 二葉亭四迷 『浮雲』 青空文庫
今に膳を下げに来たら、今度こそは勇気を振起して物を言って見よう、私のように黙って居ては、何時迄経っても接近は出来ん、なぞと思っていると、隣室で女の笑い声がする。
— 二葉亭四迷 『平凡』 青空文庫
と、母の手紙で一|時萎えた気が又|振起って、今朝からの今夜こそは即ち今が其時だと思うと、漫心になって、「泊ってかないか?
— 二葉亭四迷 『平凡』 青空文庫
しかも中国の統一はむしろ日本の圧迫がその国民精神を振起せしめた点にある。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
其余の事ハ不分明、小弟思ふニ、三吉大夫が陸軍をおさめたまいし時ハ隊中一同皆報国の赤心を振起し、大夫の賢なるをかんじ居候よし也。
— 慶応三年三月六日 印藤肇あて 『手紙』 青空文庫
維新の五ヶ條の御誓文の一にある、知識を世界に求めて、大いに皇基を振起することは、我が國古來傳統の大方針と認めねばならぬ。
— 桑原隲藏 『東西交通史上より觀たる日本の開發』 青空文庫
作例 · 標準
指導者:「選手たちに振起を促し、チーム全体の士気を高めました。」
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激励:「彼の言葉は、我々に大きな振起を与えてくれた。」
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スピーチ:「そのスピーチは、聴衆に振起と勇気をもたらしました。」
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