老
ろう
名詞名詞-接頭辞名詞-接尾辞頻度ランク #7438 · 青空 8305 例
標準
old age
文例 · 用例
牧野さんの作品には明るい風景が出て来るし、陽に透いた桜の葉のやうな色や又赤い色があるが、その赤はうでた小海老の赤である。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
銘仙の袷に金紗の羽織を着、兎の毛で縁をとつたオールドローズの繻子の肩掛に寒々とくるまり、海老茶の袴を胸高く穿いてゐる。
— 中原中也 『三等車の中(スケッチ)』 青空文庫
その一つに繻絆一枚で腰掛けて老人の読んでゐた新聞に、三十何年とか撒水車を挽いてゐるといふ男の笑つて汗を拭いてゐる写真が通りがかりに見えた。
— 中原中也 『夏の夜の話』 青空文庫
今度の此の家だつて、後で叔母の云ふ所によると、信者が家主であるさうで、その家主老夫婦が自分達の隠居のために建てたんださうで、値段に比べたら却々立派な家である。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
その由を弁解したら、それもさうかと一応は分つたらしかつたが、それでも猶そのお説教を続けるのは、僕にやつぱり一体全体「誠意がないのか」それとも、大概の老人がさうであるやうに、たゞもう剛情なのか。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
既に老いの近づいたヘルンは、自分の死後における妻子の地位を考えた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
オババサマとは彼の妻の母であって、名義上、小泉家の養子たる彼にとっては、姑の義母に当る老婦人である。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
ヘルンはその妻と共に、姑の老婦人と一家に同居し、純日本風の仕方でよく孝養の道を尽した。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
作例 · 標準
庭の盆栽をいじりながら、彼は静かで穏やかな老いの時間を楽しんでいるようだった。
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祖父は「老い先短い命だから、好きなことだけして生きるよ」と笑いながらゲートボールへ出かけていった。
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介護施設でボランティアをして、健やかな老いとは何かについて深く考えさせられた。
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標準
I
作例 · 標準
「老の出る幕ではござらんよ」と、隠居したかつての道場主は若者たちの稽古を笑って見守っていた。
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時代劇の悪徳商人が、「この老の目を誤魔化せるとでも思ったか」と凄みを利かせるシーンがあった。
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「老もすっかり歳をとりましたな」と、長年仕えた家臣が主君にお茶を淹れながらつぶやいた。
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