年寄り
としより
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #6476 · 青空 924 例
標準
old person
文例 · 用例
なほその上、鬼どもに對し、親和の情を抱いてゐるのであるから、何の恐れるところもなく、圓陣のまんなかに飛び込んで、お爺さんご自慢の阿波踊りを踊つて、むすめ島田で年寄りやかつらぢや赤い襷に迷ふも無理やない嫁も笠きて行かぬか來い來い とかいふ阿波の俗謠をいい聲で歌ふ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
お前はまだ若いやうだから、おれのやうな年寄りの言は、いや、年寄りでもないが、とにかく、ばかにしないで、この友人の言だけは尊重して下さいよ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
年寄りを大事にしろ!
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
私はこの話を昼も杜鵑の鳴く青葉の山へ行っても、晩の歓迎会の席でも、また宿屋へ帰っても古いことを知ってそうな年寄りを見つけると、訊ねて聞き取ったのである。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
己らは痘痕と濕つかきは大嫌ひと力を入れるに、主人の女は吹出して、夫れでも正さん宜く私が店へ來て下さるの、伯母さんの痘痕は見えぬかえと笑ふに、夫れでもお前は年寄りだもの、己らの言ふのは嫁さんの事さ、年寄りは何でも宜いとあるに、夫れは大失敗だねと筆やの女房おもしろづくに御機嫌を取りぬ。
— 樋口一葉 『たけくらべ』 青空文庫
頑固な年寄りの伯父を持つたやうで、僕は甚だ迷惑するが、かういふ所にも、彼は自分の性癖や趣味を押しつけねば氣がすまないのだ。
— 萩原朔太郎 『田端に居た頃』 青空文庫
お貸元、どうか気を悪くしねえでお呉んなせえまし、何しろ年寄りで御座いますから……」 「いや、お年寄りの怒るのも無理ァねえ。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
源兵衛が、 「清水の次郎長さんとか仰言いましたが、お前さん、やくざ渡世の人だろう」 「そうだ、爺つあん」 お静戻って来て 「はい、縫いますわ」 「あ、こりゃどうも済まない」 源兵衛が、 「失礼だが、此処は堅気の年寄りの住居だ。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
標準
trustee of the Japan Sumo Association
標準
senior statesman (of the Tokugawa shogunate)
標準
important local official (under the Tokugawa Shogunate)