鯤
こん
名詞頻度ランク #29105 · 青空 25 例
標準
kun (giant fish said to be able to turn into a bird)
文例 · 用例
その腸を二升瓶に貯える、生葱を刻んで捏ね、七色唐辛子を掻交ぜ、掻交ぜ、片襷で練上げた、東海の鯤鯨をも吸寄すべき、恐るべき、どろどろの膏薬の、おはぐろ溝へ、黄袋の唾をしたような異味を、べろりべろり、と嘗めては、ちびりと飲む。
— 泉鏡花 『開扉一妖帖』 青空文庫
鹿の足 陳郡の謝鯤は病いによって官を罷めて、予章に引き籠っていたが、あるとき旅行して空き家に一泊した。
— 捜神記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
考えても怖ろしいことでございます」 荘子のいわゆる鯤鵬の説も、必ずしも寓言ではないと、使いはさとった。
— 夷堅志 『中国怪奇小説集』 青空文庫
それで、荘一清が一人で何かと饒舌らねばならぬ立場に置かれましたが、池の中間の小亭にさしかかりました時、その小亭の両の柱に、「北冥之鯤。
— ――近代伝説―― 『白塔の歌』 青空文庫
北冥の鯤だの、南冥の鵬だの、そんな伝説を僕は固より信用しはしないが、その精神には信頼すべきものがある。
— ――近代伝説―― 『白塔の歌』 青空文庫
その、「北冥之鯤、南冥之鵬」という聯がついてる小亭からは、遙かに、北海公園の小山の上の喇嘛の白塔が見えました。
— ――近代伝説―― 『白塔の歌』 青空文庫
田代 南京から来た劉鯤と云へば、ほかに誰がゐる。
— 岸田國士 『昨今横浜異聞(一幕)』 青空文庫
やがて、劉鯤、支那服にて現はれる。
— 岸田國士 『昨今横浜異聞(一幕)』 青空文庫
作例 · 標準
鯤が海を泳ぐとき、その背中は巨大な山脈が移動しているかのようだった。
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太古の海には、人知を超えた大きさの鯤が潜んでいたという伝説がある。
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鯤の鱗一つ取っても、人間の盾より遥かに大きいと言い伝えられている。
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ウィキペディア
鯤(こん)は、中国に伝わる伝説の魚。頭から尾の先までの大きさがわからないほど、非常に体が大きいとされる。
出典: 鯤 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0