革
かわ
名詞頻度ランク #8603 · 青空 1114 例
標準
leather
文例 · 用例
彼の過去における一切の思想と感情とに、ある根本的の動搖があり、新しき生活の革命に入らうとする、けなげにも悲壯な心境が感じられた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
けれども私の信ずる所によれば、彼の自殺における「漠然たる不安」の一つは、近く來らんとする彼自身の心境的革命にまで、名状しがたき不安の困憊を感じたのである。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
彼等の考え出すいろいろな革新は僕の周囲に死の機会を増し、彼等の説くところは僕を死に導き、または彼等の定める法律は僕に死を与えるのだ。
— 太宰治 『織田君の死』 青空文庫
あなたの大好きな魯迅先生は、所謂「革命」に依る民衆の幸福の可能性を懐疑し、まず民衆の啓蒙に着眼しました。
— 太宰治 『返事』 青空文庫
一月ばかりの間に幾多の改革が行はれた。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
あれたちは立派な所に、此の頃だつたら革布団位に寝なさるんだらうから……。
— 中原中也 『分らないもの』 青空文庫
いつの間にか船首をめぐらせる端艇小さくなりて人の顔も分き難くなれば甲板に長居は船暈の元と窮屈なる船室に這い込み用意の葡萄酒一杯に喉を沾して革鞄枕に横になれば甲板にまたもや汽笛の音。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
ねがえりの耳に革鞄の仮枕いたずらに堅きも悲しく心細くわれながら浅猿しき事なり。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
作例 · 標準
このカバンは、使い込むほどに革の風合いが増して、いい味が出てくるんだ。
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祖父から譲り受けた革のジャンパーに、専用のオイルを塗り込んで手入れをする。
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職人が一枚の革から丹念に切り出した靴は、既製品とは履き心地が全く違う。
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合成皮革ではなく、本物の革特有のしなやかな手触りと香りが気に入っている。
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