小路
こうじ異読 しょうじ
名詞頻度ランク #28591 · 青空 1635 例
標準
lane
文例 · 用例
だんだん薄暗くなって色々の灯でいろどられてゆく上野広小路の雑沓の様子を見おろしていたのである。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
公園裏にて下り小路を入れば人の往来織るがごとく、壮士芝居あれば娘|手踊あり、軽業カッポレ浪花踊、評判の江川の玉乗りにタッタ三銭を惜しみたまわぬ方々に満たされて囃子の音ただ八ヶまし。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
何でも上根岸八十二番とか思うていたが家々の門札に気を付けて見て行くうち前田の邸と云うに行当ったので漱石師に聞いた事を思い出して裏へ廻ると小さな小路で角に鶯横町と札が打ってある。
— 寺田寅彦 『根岸庵を訪う記』 青空文庫
むかし戦国時代、飛騨の国司、姉小路秀綱卿が、いくさに負けて、夫人や姫君と共に、落ちのびるところを、追手に殺されたという、執念の谷に、執念ぶかい焼岳の煙が靡き、灰が降りかかるのである。
— 小島烏水 『谷より峰へ峰より谷へ』 青空文庫
) とジョバンニが思ひながら、大股にその街燈の下を通り過ぎたとき、いきなりひるまのザネリが、新らしいえりの尖ったシャツを着て電燈の向ふ側の暗い小路から出て来て、ひらっとジョバンニとすれちがひました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
有名な狸小路では到る処投売りの立札が立っていた。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
広小路の松坂屋へはいって見ると歳末日曜の人出で言葉通り身動きの出来ない混雑である。
— 寺田寅彦 『猫の穴掘り』 青空文庫
小さな不連続線が東京へかかったと見えて、狂風が広小路を吹き通して紳士の帽を飛ばし淑女の裾を払う。
— 寺田寅彦 『猫の穴掘り』 青空文庫
作例 · 標準
古い街並みには、風情のある小路がいくつも残されている。
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夕暮れ時、小路を抜けて家に帰るのが日課だった。
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「ねえ、この小路の奥に隠れたカフェがあるんだって。」
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