大通り
おおどおり
名詞頻度ランク #14924 · 青空 1265 例
標準
main street
文例 · 用例
此方のレンズを覘いてみると西洋の美しい街の大通りが浮き上がって見える。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
何かなしに神田で覘いてみた眼鏡の中の大通りを思い浮べて、異郷の巷を歩くような思いがする。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
浅草へ行く積りであったがせっかく根岸で味おうた清閑の情を軽業の太鼓|御賽銭の音に汚すが厭になったから山下まで来ると急いで鉄道馬車に飛乗って京橋まで窮屈な目にあって、向うに坐った金縁眼鏡隣に坐った禿頭の行商と欠伸の掛け合いで帰って来たら大通りの時計台が六時を打った。
— 寺田寅彦 『根岸庵を訪う記』 青空文庫
そしてしばらく木のある町を通って大通りへ出てまたしばらく行きますとみちは十文字になってその右手の方通りのはづれにさっきカムパネルラたちのあかりを流しに行った川へかゝった大きな橋のやぐらが夜のそらにぼんやり立ってゐました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
妾達はラムブルデル・セントロの椰子の大通りで、狂気のように接吻しました。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
高楼の鎧戸がとざされると、サキソフォンが夜の花のようにひらいて、歩きながら白粉を鼻につける夜の女が、細路地の暗の中から、美しい脚をアスファルトの大通りにえがきだした。
— 吉行エイスケ 『大阪万華鏡』 青空文庫
そうかといって太平のシャンゼリゼーの大通りやボアの小道を散歩するのに、まさか弓矢や人殺し用の棍棒や台所用のパン棒を携えるわけにも行かないから、その代わりに何かしら手ごろな棒きれを持つことになったのではないかとも想像される。
— 寺田寅彦 『ステッキ』 青空文庫
去年の送葬のときに私も町内の附き合いで行ってやったから、よく知っています」「むむ、妙信寺か」 源次に別れて、半七は御成道の大通りへ一旦出て行ったが、また何か思いついて、急に引っ返して広徳寺前へ足をむけた。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
例句
ウィキペディア
大通り、大通(おおどおり)とは、街の中心部を貫くその街の中心となる通りのことである。都市部では交通の基軸となるため、多くの自動車が往来できるようその道幅は広く取られている。地方部では商店街などを大通りと称している場合がある。大通りの中でも、最も人通りが多く中心的な通りのことを目抜き通りと言う。
出典: 大通り — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0