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大路

おおじ異読 たいろ
名詞
1
標準
main street (esp. in a capital)
文例 · 用例
爛熟し、頽廢し、さうしてさびた揚句の果が、こんな閑寂にたどりついたので、私は、かへつて、このせまい裏路に、都大路を感ずるのである。
太宰治 九月十月十一月 青空文庫
天は愈よ明るい、氷の海は一層の白を加うると共に、一分の硬味を減じて来た雪になったのである、玉屑累々ともいうべき空に懸れる雪の大路を無形の手で、橇を縦横に掻き廻しはじめたと見え、捏ね返した痕跡が割れ目を生じたころは、雪は一方に堆く盛り上られ、一方では掬われたようにげっそりと凹む。
小島烏水 奥常念岳の絶巓に立つ記 青空文庫
大路ゆく辻占うりのこゑ、汽車の笛の遠くひゞきたるも、何とはなしに魂あくがるゝ心地す。
樋口一葉 月の夜 青空文庫
大路の霜に月|氷りて、踏む足いかに冷たからん。
樋口一葉 軒もる月 青空文庫
一とせ下谷のほとりに仮初の家居して、商人といふ名も恥かしき、唯いさゝかの物とり並べて朝夕のたつきとせし頃、軒端の庇あれたれども、月さすたよりとなるにはあらで、向ひの家の二階のはづれを僅かにもれ出る影したはしく、大路に立て心ぼそく打あふぐに、秋風たかく吹きて空にはいさゝかの雲もなし。
樋口一葉 あきあはせ 青空文庫
三つ口など囃して小さき子の大路を走れるは、さも淋しき物のをかしう聞ゆるやと浦山しくなん。
樋口一葉 あきあはせ 青空文庫
そうして二人とも美しい顔をゆがめてチューインガムをニチャニチャ噛みながら白昼の都大路を闊歩しているのであった。
寺田寅彦 チューインガム 青空文庫
しかし、太平の世の中でもまれには都大路に白昼追いはぎが出たり、少し貸してくれなどという相手も出現するから、そういう時にはこれがたちまちにして原始民時代の武器として甦生するという可能性も備えているのである。
寺田寅彦 ステッキ 青空文庫
作例 · 標準
例句
2
標準
most important of the three classes of highway (ritsuryō period)
作例 · 標準
例句