意地
いじ
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #10293 · 青空 3564 例
標準
stubbornness
文例 · 用例
別に邪魔になる程に、大声で笑つたわけでもなかつたし、それにしてもだ、先生がカン/\になつてたことは事実だし、先生自身何をそんなに怒るのか知つてゐぬらしいことも事実だし、俺としたつて意地やふざけで笑つたわけではなかつたのだ。
— 中原中也 『夏と悲運』 青空文庫
ホオ……と僕はお道化てゐるんだがまだ見ぬ先生に意地の悪い気持を抱いてゐるんだが、煙草をまづく感じ出すと、飛行機のみならず、洋服掛にまで、異常な好奇心を覚ゆるのであつた――とにかく御幸福なお方であらせられるよ。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
それ故ある人々は、ヘルンがもし悪妻をめとり、意地悪の姑等と同居したら、彼の神国日本観は、おそらく顛倒した結果になったろうと言っている。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
そのちがつた空氣は、意地の惡い觀察の眼をもつて、じろじろと自分の醉態を眺めてゐる。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
そこに丁度、酒に醉つた者が醉はない人々の中にゐて、意地惡く狂態を觀察されるやうな、一種不愉快な自覺が生ずる。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
それからして自分は、時にしばしば彼を「意地惡き皮肉の人」とも考へた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
彼等は決して、そんな意地惡き觀察をしてゐるのでない。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
彼は「思ひやり」と友情とに充ちた、愛すべく慕はしき人のやうでもあり、反對に冷酷で意地惡き人のやうにも感じられた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
作例 · 標準
負けず嫌いの性格から、弟は些細なことで謝ろうとせず、頑として意地を張っていた。
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終盤、一時リードを許したものの、チームは意地を見せて同点に追いつき、勝利への執念を燃やした。
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昔の恨みか、彼はことあるごとに私を陥れようとする意地が見え隠れしていた。
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「いや、まだやれるはずだ。俺の意地にかけて、この古い時計を直してみせるさ。」と祖父は工具を手に取った。
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標準
disposition
作例 · 標準
一度やると決めたら、少々の困難では彼の意地は曲がらない。
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「そんな意地を張っていないで、素直に助けを求めればいいのに」と友人は呆れた。
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彼は負けず嫌いの意地から、練習時間を増やして次の試合に臨んだ。
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子どもの意地の悪いいたずらに、母親は困り果てた。
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標準
appetite
作例 · 標準
「そんなに意地汚く詰め込まなくても、お代わりはいくらでもあるから安心しなさい」
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彼は幼少期から食い意地が張っており、珍味のためならどんな遠方へでも足を運ぶ。
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空腹に任せて意地になって注文しすぎた結果、食べきれないほどの料理が卓上に並んでしまった。
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「いい大人が人前でそんなに意地汚く振る舞うなんて、見ていて恥ずかしくないのか」
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