意字
いじ
名詞
標準
ideogram
文例 · 用例
これほどにも情深く、心根のやさしい人があるかと思い、ヘルンに対して、何かいじらしく涙ぐましいものさえも感じたというのである。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
川だなんて、ひどいじゃないか。
— 太宰治 『海』 青空文庫
何も用心しなくたっていいじゃないか。
— 太宰治 『返事』 青空文庫
おう、だいじなことを言い忘れた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
いまが、だいじのところである。
— 太宰治 『九月十月十一月』 青空文庫
しかし鶯という可憐な小鳥が、真紅の小さな口を開けて、春光の下に力一杯鳴いてる姿を考えれば、何らかそこにいじらしい、可憐な、情緒的の想念が感じられる。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
この句から感ずるものは、各自に小さな家に住んで、それぞれの生活を悩んだり楽しんだりしているところの、人間生活への或るいじらしい愛と、何かの或る物床しい、淡い縹渺とした抒情味である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
そういう友達の中にも硬派と軟派と二種類あって、その硬派の首領株からはだいぶいじめられた。
— 寺田寅彦 『鷹を貰い損なった話』 青空文庫
作例 · 標準
古代の書物には、象形文字から発展した多くの意字が、当時の人々の世界観を色濃く映し出していた。
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アルファベットが音素を表すのに対し、漢字などの意字は、意味や概念を直接的に表現する点でユニークだ。
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この意字は、その筆画の配置によって、抽象的な概念を視覚的に訴えかける力を持っている。
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先生、「意字」って、記号そのものが意味を持っている文字のことですか?
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