意気
いき
名詞頻度ランク #20472 · 青空 2537 例
標準
spirit
文例 · 用例
それを当の松岡は(これは譬噺で、事実談ではありません)レニンに呆れられているという事にも気づかず、「なんだ、レニンってのは、噂ほどにも無い男だ、我輩の眼光におされてしどろもどろではないか、意気地が無い!
— 太宰治 『返事』 青空文庫
製作の経験も何もない野次馬たちが、どうもあの作家には飛躍が無い、十年一日の如しだね、なんて生意気な事を言っていますが、その十年一日が、どれだけの修業に依って持ち堪えられているものかまるでご存じがないのです。
— 太宰治 『炎天汗談』 青空文庫
そんなに気乗りがしないのなら、なぜ、はるばる北京からやって来たのだ、と開き直って聞き糺したかったが、私も意気地の無い男である。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
すすめられるままに、ただ阿呆のように、しっかりビイルを飲んで、そうして長押の写真を見て、無礼極まる質問を発して、そうして意気揚々と引上げて来た私の日本一の間抜けた姿を思い、頬が赤くなり、耳が赤くなり、胃腑まで赤くなるような気持であった。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
」と私は意気込んで、「あいつには、もったいないくらいのお嫁さんです。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
この画はいまにきつと高くなります、と生意気な事を言つて、豊田の「おどさ」にあげました。
— 太宰治 『青森』 青空文庫
キリスト教の問題に限らず、このごろの日本人は、だんだん意気込んで来て、外国人の思想を、たいした事はないようだと、ひそひそ囁き交すようになったのは、たいへん進歩である。
— 太宰治 『世界的』 青空文庫
郷土の名を、わが空拳にて日本全国にひろめ、その郷土の名誉を一身に荷わんとする意気込みが無ければ、とても自身の生れた所の名を、家の屋号になど、出来るものではありません。
— 太宰治 『砂子屋』 青空文庫
作例 · 標準
「よし、皆で声を出し合って、この試合を乗り越えよう!チームの意気(いき)を一つにするんだ!」
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予期せぬ技術的障壁に直面した開発チームだったが、リーダーの鼓舞により意気(いき)を新たに、解決策の模索を続けた。
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彼は長年の夢である独立開業に向けて、強い意気(いき)をもって着実に準備を進めている。
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「最近、どうも仕事に意気(いき)が湧かないんだ。」「そんな時は、気分転換に外に出てみたら?少しは意気(いき)が晴れるかもよ。」
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