気合い
きあい
名詞
標準
文例 · 用例
復一はもう伏目勝になって、気合い負けを感じ、寂しく孤独の殻の中に引込まねばならなかった。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
そうしているうちに潮のさして来るように次第に興が乗り、次第次第に気合いがかかって来るのが、見ていてもおもしろいものである。
— 寺田寅彦 『沓掛より』 青空文庫
気合いの入れ具合にはばらつきがあるが、社史を掲載しているところはかなり多い。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
最終的には直感と気合いで上げた軍配ではあるが、ここにいたるまでは異なった角度からの証言を集めていることを言い訳させていただき、妥当性に関してはさまざまな立場からの批判を仰ぎたい。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
会社に入ってみて驚いたのは、下宿でいじっていたようなキット式の安価なシステムをカメラの制御に使い、当時最先端とされていた新しい手法をこなしてしまう、気合いのほどでした。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
ここで仕入れてきたところによると、マルチメディアというのは音や動画までコンピューターで扱うぞという、気合いのようなものらしい。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
そしてパーソナルコンピューターと真っ向う勝負を挑むこうしたマシンを気合いを込めてぶつけるにあたっては、日本サンは既存のコンピューターの階層構造にうまく折り合いを付けるいい子では、もはやいられなくなるだろう。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
世界市場では、結局足元を食い荒らされた互換勢力を引き込むリスクを承知でこの道を選んだ以上、日本IBMは気合いを込めた高付加価値マシンをぶつけてくるに違いない。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫