委棄
いき
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #558 · 青空 12 例
標準
waiving (a right)
文例 · 用例
その結果として、折角身持が治り懸けた重右衛門が再び遊廓に足を踏み入れるやうに為り、少しく手を下し始めた荒廃した田地の開墾が全く委棄せられて了つたのも、これも余儀ない次第であらう。
— 田山花袋 『重右衛門の最後』 青空文庫
しかしながらそれは貴顕豪富の間のみの事であって、一般庶民の間にあっては、殆ど委棄ともいうべき程の手軽な手段を以て、これが始末をつけた事は平安朝頃に至っても頻りに行われていた。
— 焼屍・洗骨・散骨の風俗 『火葬と大蔵』 青空文庫
右は洗った骨を、さらに鄭重に墳墓内に葬ったのであって、現に琉球・台湾・南部支那等に行われているのと同様のものであるが、実際上にはかく墓内に葬ることなく、洗った遺骨をそのまま委棄した場合が多かったらしい。
— 焼屍・洗骨・散骨の風俗 『火葬と大蔵』 青空文庫
ここにおいてかいわゆる牛捨場馬捨場には、しばしば老牛馬をも委棄したものであったと思われる。
— 喜田貞吉 『牛捨場馬捨場』 青空文庫
したがって彼らはその牛馬が所定の捨場に委棄せらるるを待ってこれを拾得するばかりでなく、しばしば通告を受けてただちにその癈牛馬を生じたる家からこれを引き取り、自己の権利を有する捨場に牽引運搬してこれを処理する場合が多かったらしい。
— 喜田貞吉 『牛捨場馬捨場』 青空文庫
江戸時代には老牛馬を屠殺委棄するの無慈悲なる行為を禁じたが為に(奈良奉行の触書にこの禁制見ゆ。
— 喜田貞吉 『牛捨場馬捨場』 青空文庫
他の地方でもそうであったらしい)老牛馬は通例飼養者の飼い殺しとなっていたが、斃死の後は必ず捨場に委棄するか、しからずばエタに通告してその処理に委せねばならなかった。
— 喜田貞吉 『牛捨場馬捨場』 青空文庫
もし彼らが二年の旱魃と飢饉に襲われるならば、全村は破滅して委棄され、そしてその村が支払うべき租税は近隣地方に賦課されることとなる1)。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫
作例 · 標準
本契約により、甲は乙に対し、期限までの請求権の行使を委棄するものとする。
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事故の被害者は、示談交渉の結果、将来的な精神的苦痛に対する損害賠償請求権を委棄することに合意した。
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サーバーダウンの影響で、当該期間の月額利用料の徴収を委棄せざるを得なくなった。
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申請者は、特定の証明書類の提出義務を委棄する代わりに、追加の審査を受けることに同意した。
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標準
abandonment
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4