推称
すいしょう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
admiration
文例 · 用例
まずヨブを以て今の教会の信者とせんに、彼れ信仰及び行為において欠くる所なく、模範的信者として教会員の間に大に推称せられ、その家また富みかつ栄えていた。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
予は天文の事はあんまりな方だが、幼年の頃|就いて学んだ鳥山啓先生、この人は後に東京へ出て華族女学校に教務を操り八、九年前歿せられたが、和漢蘭の学に通じ田中芳男男も毎に推称された博識だった。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
坪内博士は氏の批評眼と鑑賞力とを並べて推称してゐたが、自分の見るところでは、鑑賞力では上田敏氏の方が、氏よりも一段と秀れてゐたらしかつたが、批評眼では上田氏よりも島村氏の方がずつと鋭かつた。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
詩聖ゲーテはその有名な『西東詩集』の中で、人も知るごとく、ペルシア語の原文さえも引用して、古きイランの詩人たちを推称した。
— RUBA'IYAT 『ルバイヤート』 青空文庫
この意味に於て私は、悪辣無双に切迫した時勢の手前も遠慮なく、堂々と龍村さんの女帯を天下に推称出来る事を、この上もなく喜ばしく思はない訳には行かないのである。
— 芥川龍之介 『龍村平蔵氏の芸術』 青空文庫
従つて私の推称が其影の薄いものになる事は、龍村さんの為にも、私自身の為にも遺憾千万な次第であるが、同時に又それだからこそ、私は御同業の芸術家諸君を妄に貶しめる無礼もなく、安んじて龍村さんの女帯を天下に推称する事が出来るのである。
— 芥川龍之介 『龍村平蔵氏の芸術』 青空文庫
私が龍村さんを推称する理由は、この感服の外に何もない。
— 芥川龍之介 『龍村平蔵氏の芸術』 青空文庫
氏はいまこそ文壇のよたをもって名が通り、紅蓮洞の名は名物とされているが、狷介不羈、世を拗ねたぐれさん以前にも、新派劇、女優劇と、何処の芝居の楽屋にも姿を現す、後日の素質は含蓄されていたものと見えて、この人が綾之助を三田党の随喜|渇仰の的に推称したということである。
— 長谷川時雨 『竹本綾之助』 青空文庫
作例 · 標準
彼はその偉業を称えられ、多くの人々から推称された。
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彼の長年の功績は、業界内で高く推称されている。
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その芸術家の作品は、批評家から並々ならぬ推称を得た。
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