翠松
すいしょう
名詞
標準
verdant pine
文例 · 用例
以言はと仰せらるれば、白沙の庭前、翠松の陰の下に、陵王の舞楽を奏したるに似たり、と申す。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
浅草橋駅、上野は駅から御徒町駅へかけて左側が全部なくなり、右方は日活館を残して、丸万や翠松園やみんな焼けたという。
— 海野十三 『海野十三敗戦日記』 青空文庫
庭の翠松がばら/\と雫を散らす。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
見上ぐれば、大内山の翠松の上には歯切れの悪い晦日の月。
— 久生十蘭 『魔都』 青空文庫
六、「鶴の子石鹸」の事 並に博士の怪弁の事 新玉の年たちかえる初春の朝、大内山の翠松に瑞雲棚引き、聖寿万歳を寿いで鶴も舞い出でよう和やかな日和。
— 久生十蘭 『魔都』 青空文庫
よるの部済んでから、例会で、今回は渡辺篤が幹事、上野の翠松園へ行く。
— 昭和九年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫
四時に、上野翠松園へ行き、いろ/\食べる、その中にハシラが白ソースで煮たのがあった、そのハシラがいけなかった。
— 昭和十一年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫
そこのすいしょうをはりつめた欄干から、湖水を透かしてすぐ向こうに三上山がそびえていました。
— 楠山正雄 『田原藤太』 青空文庫
作例 · 標準
庭園の翠松は、新緑の季節に一層その美しさを増す。
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屏風に描かれた翠松の絵は、力強く、生命力に満ちていた。
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縁側から眺める翠松の姿は、心を落ち着かせてくれる。
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