互角
ごかく
名詞-の形容詞形容動詞名詞頻度ランク #18934 · 青空 107 例
標準
equal (in ability)
文例 · 用例
双方互角である場合はまだ幸いである。
— 寺田寅彦 『神田を散歩して』 青空文庫
次第に財産も殖え、体重も以前の倍ちかくなって、町内の人たちの尊敬も集り、知事、政治家、将軍とも互角の交際をして、六十八歳で大往生いたしました。
— 太宰治 『女の決闘』 青空文庫
二月号で、村松梢風氏との棋力の優劣について、何か云っていたが、あれは両方で強がっているので、第三者たる川端君の説によれば、互角らしいとの事である。
— 菊地寛 『碁の手直り表』 青空文庫
「私とあなたとは、どうも互角のようだ、私が先で往こう」 僧は主翁の出した碁笥に手をやった。
— 田中貢太郎 『竈の中の顔』 青空文庫
が、平手将棋は先後いづれも駒が互角だから、最初の一手をどう指さうと、隙のないやうには組めるものだ、最初の一手ぐらゐで躓くやうな坂田の将棋ではない、無理な手を指しても融通無碍に軽くさばくのが坂田将棋の本領だといふ自信の方が強かつたのだ。
— 織田作之助 『聴雨』 青空文庫
するとこの場合の勝負は(両方の競技者がまったく互角として)、知力を強く働かせた結果としての、|念入りな駒の動かし方だけで決ることは明らかである。
— THE MURDERS IN THE RUE MORGUE 『モルグ街の殺人事件』 青空文庫
わが日本帝国の富が世界列強と互角するようになったのは!
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
それと同様、『蜘蛛の糸巻』に馬琴を出藍の才子と称し、「読本といふもの、天和の西鶴に起り、自笑・其磧、宝永正徳に鳴りしが馬琴には三舎すべし」と、京伝側を代表する京山が、これもまた案外公平な説を立ててるのは、京伝・馬琴が両々相対して下らざる互角の雄と見做したのが当時の公論であったのだろう。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
作例 · 標準
チェスの試合は最後の1手まで「互角」で、両プレイヤーが卓越したスキルを見せました。
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彼らの討論は「互角」の勝負であり、明確な勝者を決定するのは困難でした。
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経験の違いにもかかわらず、ルーキーのパフォーマンスはベテランと「互角」でした。
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