拮抗
きっこう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #24655 · 青空 73 例
標準
rivalry (between two equally strong sides)
文例 · 用例
日露戰爭のすぐ以前とは言ひながら、一圓づゝに算へても、紙幣の人數五十枚で、金の鯱に拮抗する、勇氣のほどはすさまじい。
— 泉鏡太郎 『火の用心の事』 青空文庫
何、名物の馬鹿貝、蛤なら、鍋で退治て、相拮抗する勇氣はあつたが、西洋料理の獻立に、そんなものは見當らない。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
一日も早く西洋の科学を消化して列国に拮抗しなければ、支那もまた、いたずらに老大国の自讃に酔いながら、みるみるお隣りの印度の運命を追うばかりであろう。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
まことや平民と雖、もとより劣等の種類なるにあらず、社界の大傾向なる共和的思想は斯かる抑圧の間にも自然に発達し来りて、彼等の思想には高等民種に拮抗すべきものはなくとも、自ら不覊磊落なる調子を具有し、一転しては虚無的の放縦なるものとなりて、以て暗に武門の威権を嘲笑せり。
— 北村透谷 『徳川氏時代の平民的理想』 青空文庫
だが、T、A、O、Iなどはたいへん拮抗している。
— THE ADVENTURE OF THE DANCING MEN 『踊る人形』 青空文庫
寫眞狂の連中は寫眞を繪畫と拮抗させる。
— 長塚節 『教師』 青空文庫
が、この勢力は他の文人が各々孤立していたと反して団体的に築き上げたのだから、これと拮抗する他の団体が生ずれば自然に気勢を削がれるのは当然であった。
— ――尾崎紅葉―― 『硯友社の勃興と道程』 青空文庫
徳永は新進であったが、杉浦と拮抗して大いに雄飛しようとし、あたかも哈爾賓に手を伸ばして新たに支店を開こうとする際であったから、どういう方面に二葉亭の力を煩わす意があったか知らぬが、哈爾賓の支店に遊び半分来てくれないかといった。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
作例 · 標準
両チームの実力は完全に拮抗していて、どちらが勝つか予測不可能だ。
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予算を巡る与野党の議論は、最後まで拮抗したまま結論が出なかった。
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新商品の開発競争で、大手二社が激しく拮抗している。
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彼の主張と彼女の意見は、常に拮抗する形になることが多い。
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