家筋
いえすじ
名詞
標準
lineage
文例 · 用例
今度のイタリーとエチオピアの戦争ってものは、元来イギリスの資本家筋が欧州の勢力の平衡を破り、エチオピアの利権を掴みたいばっかりに巧みに双方を煽動して始めさせたものですが、そいつがマンマと首尾よくイギリスの都合の宜い解決しちゃたまりません。
— 夢野久作 『女坑主』 青空文庫
先祖は十八大通といわれた江戸の富豪で、また風流人の家筋に当り、三月の雛祭りには昔の遺物の象牙作りの雛人形が並べられた。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
先祖は十八大通といはれた江戸の富豪で、また風流人の家筋に当り、三月の雛祭りには昔の遺物の象牙作りの雛人形が並べられた。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
それは其筈で、何もこしらえ事をして飾り立てて我国のことを記したのでもなく、詞藻はもとより大江の家筋を受けていた定基法師であり、又|翰墨の書は空海道風を去ること遠からず、佐理を四五年前に失ったばかりの時代の人であったのである。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
あとで聞くと、その家は不思議な家筋で、自分で自分のすがたを見るときは死ぬと言い伝えられている。
— 岡本綺堂 『離魂病』 青空文庫
嘘のようなお話ですが、彼の地にはまったくこういう不思議の家筋の者があって、ほかの家では決してその家筋のものと縁組などをしなかったといいます。
— あま酒売 『半七捕物帳』 青空文庫
平原君、名は臧兒、家筋は良かつたが、零落して王仲といふものの妻となつて、男一人女二人を生んだ。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
さかのぼって申せば音楽の天才の出た家筋ですが、京官から落伍して地方にまで行った男の娘に、どうしてそんな上手が出て来たのでしょう。
— 乙女 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、自身のルーツを探るために、古文書から自身の家筋を丹念に辿った。
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その画家は、代々続く芸術家の家筋に生まれ、幼い頃から才能を発揮した。
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彼女は、古くからの名門の家筋であることを誇りに思っていた。
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その地域は、江戸時代から続く商人の家筋が多く、独特の文化を育んできた。
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