系図
けいず
名詞頻度ランク #25319 · 青空 679 例
標準
family tree
文例 · 用例
腕の裏側から脇の下へかけては、さかなの背と腹との関係のように、急に白く柔くなって、何代も都会の土に住み一性分の水を呑んで系図を保った人間だけが持つ冴えて緻密な凄みと執拗な鞣性を含んでいる。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
あなたの持っている血筋をここに新らしく立てる私の家の系図へちっとばかり注ぎ入れて頂きたいのです」 貝原の平顔は両顎がやや張って来て、利を掴むときのような狡猾な相を現わして来た。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
ともかくも世界じゅうの化け物たちの系図調べをする事によって古代民族間の交渉を探知する一つの手掛かりとなりうる事はむしろ既知の事実である。
— 寺田寅彦 『化け物の進化』 青空文庫
二 系図 病人は苦痛を忍びて語り出だしぬ。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
」 河の上流にある倉持の家は、写真で見ても下手なお寺より大きい構えで、棟の瓦に定紋の九曜星が浮き出しており、長々しい系図が語っているように、平家の落武者だというのはとにかくとしても、古い豪族の末裔であることは疑えない。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
田舎に於ては、郷党のすべてが縁者であり、系図の由緒ある血をひいてゐる。
— 萩原朔太郎 『散文詩集『田舎の時計 他十二篇』』 青空文庫
彼は先づ小野家の系図から調べにかかつた。
— 岡本かの子 『小町の芍薬』 青空文庫
何でも、祖先は、京都の人で」と言いかけて、さすがに、てれくさそうに、ふふんと笑い、「婆の話だから、あてにはならんが、とにかくちゃんとした系図は在るのだ」 私はまじめに、「それでは、やはり、公卿の出かも知れない」と言って、彼の虚栄心を満足させてやった。
— 太宰治 『親友交歓』 青空文庫
作例 · 標準
彼の家系図は、江戸時代まで遡ることができる。
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家系図を作成することで、自分のルーツを知ることができる。
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古い家には、大切に保管された家系図が残っていることが多い。
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