門地
もんち
名詞
標準
degree
文例 · 用例
妻は彼の門地にふさわしい家柄の令嬢で、岩谷とは相思のなかであり、死ぬ時彼に抱かれていた。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
私はハイドパークの真向ひ大理石門地下鉄ステーションへ終電車近く駈けつけた。
— 岡本かの子 『英国メーデーの記』 青空文庫
門地高き家の三男にて綽名を片面鬼三郎となん呼ばれたる者也。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
こは門地なく金錢なき才子の常に仰ぎ常に服するところのものにして、此毒水は此類の才子の爲には、人の呼吸するに慣れたる空氣に異ならずともいふべきならん。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
スコットランドでは中古牛を以て処女権を償うに、女の門地の高下に従うて相場異なり、民の娘は二牛、士の娘は三牛、太夫の娘は十二牛などだ。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
町人や土百姓に鉄砲をかつがせてなんになるかい」「門地をどうするんじゃ。
— 佐々木味津三 『流行暗殺節』 青空文庫
士族というお家柄をどうするんじゃ」 その門地を倒し、そのお家柄を破壊して、四民平等の天下を創み出そうと豪語した旧権打倒御新政謳歌の志士が、真っ先に先ずおどろくべき憤慨を発したのである。
— 佐々木味津三 『流行暗殺節』 青空文庫
それに、家の門地々々と申しますが、私は恋を父母の都合によって致すような旧式の女でないことは先生もお許し下さるでしょう。
— 田山花袋 『蒲団』 青空文庫
作例 · 標準
その政治家は、由緒ある門地のおかげで若い頃から注目されていた。
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昔は、門地が就職や結婚において非常に重要な要素だった。
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彼の家は代々続く名門であり、その門地は誰もが知っている。
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