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愛着

あいじゃく
名詞頻度ランク #11180 · 青空 837
1
標準
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文例 · 用例
人のいかなる愛着もてかくも機關車の火力されたる烈しき熱情をなだめ得んや。
萩原朔太郎 氷島 青空文庫
あるいはまた単にその物が古いために現今稀有である、類品が少ないという考えに伴う愛着の念が主要な点になる事もある。
寺田寅彦 科学上の骨董趣味と温故知新 青空文庫
この時代が妾にとって最も楽しかった時代で、佐野に対する妾の愛着は南欧の情熱に反映して、ジプシー女のように燃えさかったのです。
吉行エイスケ バルザックの寝巻姿 青空文庫
人道主義の砲弾でさえ影を潜めて民族に対する愛着をなくした支那の現在が資本家とプロレタリアに分岐されず、国内に小協商、小同盟を作ってプチ・ブルジョワの戦が始められるのです。
吉行エイスケ 地図に出てくる男女 青空文庫
人間の深い愛着が涙によって離れるのであった。
吉行エイスケ 地図に出てくる男女 青空文庫
それと同時に各自の住み着いた土地への根強い愛着の念を培養して来たものであろう。
寺田寅彦 日本人の自然観 青空文庫
そう思う事によってこの国土に対する自分の愛着の感情は増しても減りはしないような気がする。
寺田寅彦 雑記(1) 青空文庫
彼はそれらの落葉にほのかな愛着を覚えた。
梶井基次郎 冬の日 青空文庫
作例 · 標準
悟りの境地に至るため、修行僧は俗世への強い愛着を断ち切り、無一物の境地を目指して峻烈な修行に身を投じた。
別れてから数年が経つというのに、彼女はかつての恋人への愛着を捨てきれず、未だに思い出の品を整理できずにいる。
先祖代々受け継いできた古い屋敷が取り壊される際、老主人は柱に刻まれた家族の成長の跡をなで、消しがたい愛着に目を潤ませた。
地位や名誉に対する過度な愛着は、時として人の公正な判断を狂わせ、組織の腐敗を招く一因となりかねない。
2
標準
addiction
作例 · 標準
修行僧は、俗世の富や名声に対する愛着を捨て去ることで、ようやく心の平穏を得ることができた。
亡き妻が遺した一輪挿しに異常なまでの愛着を抱き、彼は家から一歩も出られないまま、ただ時間だけが過ぎていった。
ギャンブルによって得られる刹那的な高揚感への愛着が、いつしか彼の生活を蝕み、取り返しのつかない破滅へと導いた。
幼い頃から繰り返されてきた親への愛着と憎悪が複雑に絡み合い、彼女の人間関係は常に極端な依存状態に陥ってしまう。
ウィキペディア

愛着(あいちゃく、あいじゃく)は慣れ親しんだ物事に深く心を引かれ、離れがたく感じる事を言う。

出典: 愛着 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0