故郷
ふるさと
名詞頻度ランク #5711 · 青空 5426 例
標準
hometown
文例 · 用例
そして明日の今頃は 長の年月見馴れてる 故郷の土をば見てゐるのですさよなら、さよなら!
— 中原中也 『別離』 青空文庫
ああかくてもこの故郷に育ちて父母のめぐみ戀しやと歌ふなり。
— 〔菊もうららに〕 『秋日行語』 青空文庫
まひる利根川のほとりを歩めば、二人歩めばしばなくつぐみ、つぐみの鳴くに感じたるわが友のしんじつは尚深けれども、いまもわが身の身うちよりもえいづる、永日の嘆きはいやさらにときがたし、まことに故郷の春はさびしく、ここらへて山際の雪消ゆるを見ず。
— 萩原朔太郎 『利根川の岸邊より』 青空文庫
ああ、わが故郷にあるの日、終日怒りうゑを感じ、手を高く蒼天のうへに伸ぶ。
— ――大沼竹太郎氏ニ捧グル詩―― 『立秋』 青空文庫
ここは利根川、その氾濫のながめいちじるく、青空に桑の葉光り、さんらんとして遠き山里に愁をひたす、あはれ、あはれ、われの故郷にあなれば、この眺望のいたましさ。
— 萩原朔太郎 『厩』 青空文庫
と思つたら何か知らぬが子供の時に聞き覚えた、故郷の子供等の間で唱はれる、次の文句が浮んで来た。
— 中原中也 『私の事』 青空文庫
夜はほのじろく明けんとす僕はここに去りまた新しい汽車に乘つて行かうよ僕の孤獨なふるい故郷へ。
— 旅の記念として、室生犀星に 『別れ』 青空文庫
初めからボヘミアンであったヘルンは、晩年においてもなおボヘミアンであり、永遠に故郷を持たない浦島だった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
作例 · 標準
お盆休みを利用して、家族全員で三年ぶりに自然豊かな私の故郷へ帰省した。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
都会での生活に疲れたとき、ふと故郷の美しい海と母の手料理を思い出して涙が出た。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
彼は大学進学を機に上京して以来、一度も故郷の土を踏んでいないという。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
標準
ruins
作例 · 標準
荒涼とした平原にぽつんと残る石柱だけが、かつて栄華を極めた王朝の故郷であることを示していた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
万葉の歌人たちが愛したこの地を訪れると、いにしえの故郷にタイムスリップしたような錯覚に陥る。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
草に埋もれた城跡の故郷に立ち、歴史の無常さに思いを馳せた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
ウィキペディア曖昧さ回避
故郷(こきょう、ふるさと)とは、生まれ育った土地を意味する語。郷里。出身地。育地。地元。
文学
- 故郷 (魯迅) — 魯迅の小説(1921年)。
- 故郷 (パヴェーゼ)(原題:Paesi tuoi) — チェーザレ・パヴェーゼの小説(1941年)。
- 伊藤整の小説(1942年)。
- 川端康成の掌編。小説集『掌の小説』(1971年)中の一篇。
- 水上勉の小説(1997年出版)。
楽曲
- 故郷 (唱歌) — 文部省唱歌。
- 故郷 〜輝く未来へ〜 — 鹿児島県いちき串木野市が制定した市民歌
映画
- 故郷 (1923年の映画)(こきょう) — 溝口健二監督の日本映画。同じく溝口の『藤原義江のふるさと』とは異なる。
- 故郷 (1931年の映画)(こきょう) — 木村荘十二監督の日本映画
- 故郷 (1937年の映画)(こきょう) — 伊丹万作監督の日本映画。金子洋文の戯曲『ふるさと』が原作。
- 故郷 (1938年の映画)(こきょう、原題:Heimat) — カール・フレーリッヒ監督のドイツ映画
- 故郷 (1972年の映画)(こきょう)- 山田洋次監督の日本映画。
- 故郷 (1999年の映画)(ふるさと) — 向井寛監督の日本映画
テレビドラマ
- 故郷(ふるさと) — 日本テレビの火曜サスペンス枠で放送された単発テレビドラマ。テレビ岩手ほか制作。
- 故郷 (ゲーム・オブ・スローンズ) — HBOのテレビドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』のエピソード(2016年)
関連項目
出典: 故郷 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0