仙洞
せんとう異読 せんどう
名詞
標準
residence of a retired emperor
文例 · 用例
廿九日、辛酉、陰、去る十六日、仙洞秋十首の歌合、二条中将雅経朝臣写し進ず、将軍家殊に之を賞翫せしめ給ふと云々。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
六日、癸巳、晴、坊門黄門、去る六月二日仙洞歌合の一巻を将軍家に進ぜらる、是内々の勅諚に依りてなりと云々。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
廿一日、己未、晴、将軍家大臣拝賀の為に、明年正月鶴岳宮に御参有る可きに依つて、御装束御車已下の調度等、又仙洞より之を下され、今日到著す、又扈従の上達部坊門亜相已下参向せらる可しと云々。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
仙洞がまだ御位におらせられた永保の初めに、国守の違格に連座して、筑紫へ左遷せられた平正氏が嫡子に相違あるまい。
— 森鴎外 『山椒大夫』 青空文庫
おれと一しょに館へ来い」 ―――――――――――― 関白師実の娘といったのは、仙洞にかしずいている養女で、実は妻の姪である。
— 森鴎外 『山椒大夫』 青空文庫
『閑窓自語』に、元文二年春、出処不明の大猿出でて、仙洞、二条、近衛諸公の邸を徘徊せしに、中御門院崩じ諸公も薨じたとあり。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
『古今著聞集』承安二年五月二日東山仙洞で鶏合せされし記事に、無名丸、千与丸などいう鶏の名あり、その頃は美童や、牛、鷹同様、主として丸字を附けたらしい。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
仙洞忠勤のおんむかし、九夏三伏のあつさにも、あせをのごひて終日庭中にかしこまり。
— 島崎藤村 『山家ものがたり』 青空文庫
作例 · 標準
退位した天皇は、静かな仙洞で悠々自適な日々を送っていた。
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かつての栄華を偲ばせる、壮麗な仙洞が今も残っている。
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歴史ドラマでは、退位した元皇帝が仙洞で隠遁生活を送る姿が描かれた。
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標準
retired emperor
作例 · 標準
彼女は、その温かい人柄から、皆に「セント」のように慕われている。
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あの老司祭は、地域の人々にとって、まるでセントのような存在だった。
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子供たちは、絵本で見たセントの物語に夢中になった。
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