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台顔

たいがん異読 だいがん
名詞
1
標準
your face
文例 · 用例
台顔は数回、但しいつもだいぶ遠方の二等席からではあるが、見たことがあり、演芸の雑誌などでしばしば写真を見たことがある。
寺田寅彦 初冬の日記から 青空文庫
十五年もあわずにいて、しかも舞台顔で、名前までまるっきり変って別の名前なのでございますからね。
渡辺温 青空文庫
台顔で本当の年を測るのはむずかしいが、小三津はせいぜい二十四五であるらしく、眼鼻立ちの整った細面で、ここらの芝居の錦祥女には好過ぎるくらいの容貌であった。
唐人飴 半七捕物帳 青空文庫
」 と乗り出してたずねているひとは、たしかに私もその舞台顔に見覚えのある新劇俳優の藤田である。
太宰治 斜陽 青空文庫
余り目立った役も付きませんで、いつもお腰元か茶屋娘ぐらいが関の山でしたが、この盆芝居の時にどうしてか、おなじお腰元でも少し性根のある役が付きまして、その美しい舞台顔がわたくしどもの眼に初めてはっきりと映りました。
岡本綺堂 三浦老人昔話 青空文庫
わたしは生まれてから初めて俳優の舞台顔というものをはっきり見たのである。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
台顔はさのみ美しいというのでもなかったが、爛として輝いた眼と、凜として冴えた音声とを持った、いかにも生き生きした俳優で、師匠の将軍太郎や仲光を向うに廻して、活気のある力強い芸をみせたのが大いに観客の注意をひいた。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
粂八は座頭であるから当然立役であったが、その舞台顔が美しいのと舞踊が巧みであったのとで、自在に立役と女形とを兼ねていた。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
作例 · 標準
ああ、台顔がこんなに汚れて。早く洗いなさい。
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まあ、これは台顔ではないか。しばらく見ぬうちに立派になられた。
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鏡に映る台顔は、少し疲れているようだった。
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