尊顔
そんがん
名詞
標準
your countenance (his ..., her ..., etc.)
文例 · 用例
一別以来であった喃」「ははっ――、いつもながら麗しき御尊顔を拝し奉り、島津修理、恐悦至極に存じまする」「左様かな。
— 三河に現れた退屈男 『旗本退屈男 第五話』 青空文庫
」「ちょっと尊顔を拝するだけのつもりだったんだが……」「お上んなさい。
— 宮本百合子 『一本の花』 青空文庫
そして、岩下が、斉彬のいると思える正面へ「麗しき御尊顔を拝し奉り、恐悦至極に存じ奉ります。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
大先生の尊顔も久々にて拝みたいし、旁々かの土地を見物させて貰うことにしようかと、師恩に篤き金博士は大いに心を動かしたのであった。
— ――金博士シリーズ・6―― 『戦時旅行鞄』 青空文庫
実に諸氏の尊顔を拝するのも心苦しいのですが、これひとえに農村不況の致すところでありまして、流汗リンリ、ゴカンベン下さい」 四十八枚売ったうち、たった八枚ぶん差しだした豪の者もいる。
— 坂口安吾 『文化祭』 青空文庫
従来、徳川将軍の時代にもまれに外国使節の謁見を許したが、しかし将軍の態度はすこぶる尊大であったのに、その跪坐低頭の礼をすら免じ、帝みずから親しく異邦人を引見せられるばかりか、彼らをして直立して帝の尊顔を拝することを得せしめたもうたとある。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
すなはち尊顔にむかひたてまつるに、害心たちまちに消滅してあまつさえ後悔の涙禁じがたし。
— 服部之総 『加波山』 青空文庫
里人が戯文にありし「地蔵尊顔へ烏が糞をひり」の柳句、いかさま当時は鉛筆にて地蔵尊の尊体に記されてはありぬ。
— 正岡容 『随筆 寄席囃子』 青空文庫
作例 · 標準
滅多にお目にかかれない尊顔を拝し、感無量でございます。
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尊顔を曇らせるようなことをしてしまい、申し訳ございません。
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会議の席で、社長の尊顔を拝することができた。
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