大願
たいがん
名詞
標準
ambition
文例 · 用例
室の人が、杖に「大願成就」という焼印を押してくれた上に、小御岳の朱印を押した紙に、水引を添えてくれた。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
これはしかし吉田口の五合目から、富士に向って、左に路を取り、宝永山の火口壁から、その火口底へ下り、大宮方面の大森林に入って、大沢の嶮を越え、小御岳へ出るのが順で、始めて「大願成就」になるのだが、私は故あって、逆に山に向って右廻りをした。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
それが善い悪いは別として、そうしなければ大願望が成就しないことだけはたしかである。
— 寺田寅彦 『徒然草の鑑賞』 青空文庫
私大願成就仕りましたような心持で。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
娘に化けて近江屋の家督を相続する――その大願成就はおぼつかない。
— 岡本綺堂 『鼠』 青空文庫
可心法師の大願によって、当時、北国の名工が丹精をぬきんでた、それが明神の神像でした。
— 泉鏡花 『河伯令嬢』 青空文庫
大願成就と幾次郎は手を拍って喜んだのです」「それじゃあ二人は幾次郎のところへも化けて出ていいわけですね」「友蔵も悪いが、幾次郎は一倍悪い。
— 二人女房 『半七捕物帳』 青空文庫
良人と両親が神仏に大願を立てたのはこの時である。
— 葵 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、世界平和という大願を胸に、活動を続けている。
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父は、子供たちが幸せになることこそが大願だと語っていた。
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その僧侶は、多くの人々を救うという大願を立てた。
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