容貌
ようぼう
名詞頻度ランク #26467 · 青空 2239 例
標準
looks
文例 · 用例
丁度、彼のあの容貌がさうである如く、どこかに子供らしい、元氣の好い、何でも新しいものや舶來のものに憧憬をもつ、鮮新無比の感覺がをどつてゐる。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
彼の容貌や風格に、そのユニイクな文字や書體に、そしてとりわけ作品や會話の中に。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
容貌がまずかったので、一家のものから何かとかまわれ、それで次第にひがんだのかも知れない。
— 太宰治 『六月十九日』 青空文庫
子供の顔はよく両親に似ている、二人のまるでちがった容貌がその児の愛らしい顔の中ですっかり融和されてしまってどれだけが父親、どれだけが母親のと見分けはつかぬ。
— 寺田寅彦 『障子の落書』 青空文庫
容貌がまづかつたので、一家のものから何かとかまはれ、それで次第にひがんだのかも知れない。
— 太宰治 『六月十九日』 青空文庫
この父は服裝もまづしく、容貌も愚なるに似てゐるが、しかし、元來ただものでないのである。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
お爺さんの瘤が一夜のうちに消失してゐるのを見てとつて、さすがの聖人も、内心すこしく驚いたのであるが、しかし、父母の容貌に就いてとやかくの批評がましい事を言ふのは、聖人の道にそむくと思ひ、氣附かぬ振りして默つて別れたのである。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
それよりも、おれは、いま、その、容貌の、――」「何を言つていらつしやるんです。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫