訛語
かご
名詞頻度ランク #10169 · 青空 4 例
標準
non-standard pronunciation
文例 · 用例
従って巻十四の東歌だけでも、年代は相当の期間が含まれているものの如く、歌風は、大体|訛語を交えた特有の歌調であるが、必ずしも同一歌調で統一せられたものではない。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
岩手縣上閉伊郡で、秋の稻こきの時に足元に散る殘穀から製するといふツンジョオダンゴも(遠野方言誌)、土穗の訛語であることは明かだが、是は如何なる機會に作るのか、まだ確かめられて居ない。
— 柳田國男 『食料名彙』 青空文庫
岩手県|上閉伊郡で、秋の稲こきの時に足元に散る残穀から製するというツンジョオダンゴも(遠野方言誌)、土穂の訛語であることは明らかだが、これはいかなる機会に作るのか、まだ確かめられていない。
— 柳田國男 『食料名彙』 青空文庫
たとえば近年の『青森県方言訛語』(書名)津軽の部には、カガハラ 芝生のこと、またカヌカハラともいう。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫
料理人篠村宇三郎、かご入りの青海苔を持って来て、「これは今年始めて取れましたので差上げます。
— 寺田寅彦 『高知がえり』 青空文庫
さもあらばあれ、御三人、ちかごろの寒さにつけても、おからだお大切のこと、第一におねがひいたします。
— 太宰治 『人物に就いて』 青空文庫
あのお家の庭先に私が時々あそびに行つて、さうして、おいしいやはらかな豆なんかごちそうになつたのを、あなただつて知つてたぢやないの。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
それから、Nさんがちかごろ見た映畫の筋書や、戰爭の事や、東北人(Nさんも、私と同じ、東北の生れであつた。
— 太宰治 『大恩は語らず』 青空文庫
作例 · 標準
その土地特有の訛語が混じる会話は、都会から来た私にはどこか懐かしく、温かい響きに聞こえた。
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「それ、この辺の訛語だね」友人が口にした聞き慣れない言葉の意味を、私は興味深く尋ねた。
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古い日記を読み返すと、祖母が使っていた今はなき訛語がいくつも記されていた。
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