方言
ほうげん
名詞頻度ランク #8990 · 青空 1110 例
標準
dialect
文例 · 用例
会津の国の方言なのかも知れないが、どうも私には気味わるく思われた。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
上田地方方言で「ゴーロ」は石地の意だそうである。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
これは海軟風ととなえるもので、地方によりいろいろな方言があります。
— 寺田寅彦 『夏の小半日』 青空文庫
さて右に述べたような音韻組織は、国語の違いによって違っているばかりでなく、同じ国語に属する種々の言語、例えば各地の方言の間にも相違があるのであって、それらの言語を形づくる箇々の音韻の数も必ずしも同じでなく、一つ一つの音韻も必ずしも一致しない。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
例えば、東京語はシとスとの二つの音を区別するのに、東北方言では、これを同じ一つの音とし、その発音は東京のシにもスにも同じくない一種の特別の音である。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
また東京語のカに当るのは、九州方言ではカとクヮとの二つの音韻であって、クヮの音は東京語には存在しない。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
音声記号では〔※〕であるが、方言にはセをすべてsheと発音するものもある。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
ハ行の子音は、現代ではhであるが、方言によってはFであって「は」「ひ」「へ」をファフィフェと発音するところがある。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は普段は標準語を話しているが、実家の母親と電話する時だけはすっかり地元の方言に戻ってしまう。
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大学の言語学の授業で、全国各地の方言におけるアクセントの分布状況について調査結果をレポートにまとめた。
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そのドラマは、俳優たちが自然な津軽方言を見事に使いこなしていることで地元でも高く評価されている。
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ウィキペディア
方言 (ほうげん)は、ある言語が地域によって別々な発達をし、音韻・文法・語彙などの上で相違のあるいくつかの言語圏に分かれていると見なされた時の、それぞれの地域の言語体系のこと。言語変種の一つ。同一地域であっても、社会階層や民族、年齢や性別といった社会集団によって、また場面の違いによっても言葉は異なるが、「方言」という概念にそうした差異を含む場合、地域による違いを地域方言、社会集団などによる違いを社会方言と言う。言語学のうち、特に方言を研究対象とするものを方言学というほか、方言と関係の深いものに言語地理学や社会言語学がある。
出典: 方言 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0