標準語
ひょうじゅんご
名詞
標準
standard language (used in government, education, etc.)
文例 · 用例
これは、現代の標準語におけると同様である。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
しかるに現代の標準語において「い」「え」「お」は「ゐ」「ゑ」「を」と共にieoの音であるが、室町末期の西洋人の羅馬字綴によれば、「い」はiであるが、「え」はye「お」はwoの音であったらしい。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
殊に「え」は、現代の九州および東北の方言では現代標準語のエにあたるものをすべてyeと発音するところがあるのを見れば、室町末期の西洋人がyeで写したのも当時の事実を伝えているのであろうと思われる。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
東京の標準の感覚で見た標準人を標準語で描くような文学に愛想をつかしたのである。
— 織田作之助 『東京文壇に与う』 青空文庫
」 南方で日本語を教えるには標準語が話せなくてはならない、しかし自分は三年間東京にいたからその点は大丈夫だと、道子はわざわざ東京の学校へ入れてくれた姉の心づくしが今更のように思い出された。
— 織田作之助 『旅への誘い』 青空文庫
これは田舎者だけにわかる心理で、田舎言葉を丸出しにしても笑われるし、また努力して標準語を使っても、さらに大いに笑われるような気がして、結局、むっつりの寡黙居士になるより他は無いのである。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
文化に於いて、はたまた産業に於いて然り、かしこくも明治大帝の教育に関する大御心はまことに神速に奥州の津々浦々にまで浸透して、奥州人特有の聞きぐるしき鼻音の減退と標準語の進出とを促し、嘗ての原始的状態に沈淪した蒙昧な蛮族の居住地に教化の御光を与へ、而して、いまや見よ云々。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
初めのは標準語で演ぜられたので、筋は良く判つたが、極めて愚劣なくすぐり。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
作例 · 標準
方言を話す友人と、公の場では標準語で話すようにとお互い約束した。
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どの国でも、教育や放送の現場では共通の理解を助けるために標準語が使われる。
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辞書に載っているのは主に標準語であり、特有の地域言葉は別冊になっていることが多い。
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標準
standard Japanese
作例 · 標準
私は東北出身だが、東京に出てきてから数年で標準語が身についた。
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NHKのアナウンサーが話す言葉は、現代の標準語の規範とされている。
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方言特有の温かみも良いが、ビジネスの交渉では標準語を使うのが無難だ。
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