皇祚
こうそ
名詞
標準
rank of emperor
文例 · 用例
いくら科学者が防止法を発見しても、政府はそのままにそれを採用実行することが決してできないように、また一般民衆はいっこうそんな事には頓着しないように、ちゃんと世の中ができているらしく見えるからである。
— 寺田寅彦 『災難雑考』 青空文庫
目のあたり見ます、怪しさも、凄さも、もしや、それが望みの唄を、何人かが暗示するのであろうも知れん、と思って、こうその口ずさんで見るんです――行燈が宙へ浮きましょう。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
見なさい、アレアレちらほらとこうそこいらに、赤いものがちらつくが、どうだ。
— 泉鏡花 『外科室』 青空文庫
また、兵太郎君はおんちで、君が代もろくろくうたえなかったが、いっこうそんなことは気にせず、みんなが声をそろえてうたっていると、すぐ唱和するので、みんなは調子がへんになって、やめてしまうのであった。
— 新美南吉 『久助君の話』 青空文庫
で、嘗めたふりして、こうそっとふところへザラザラザラさ。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
そこで私は、なめし皮を作る職人の中から、りこうそうなのを一人つれて来て、りっぱなくらを作ることを教えました。
— 四、船乗シンドバッド 『アラビヤンナイト』 青空文庫
ゲルダは、しみじみとカイちゃんのりこうそうな目つきや、長いかみの毛をおもいだしていました。
— SNEDRONNINGEN 『雪の女王』 青空文庫
するとフィンランドの女は、そのりこうそうな目をしばたたいただけで、なにもいいませんでした。
— SNEDRONNINGEN 『雪の女王』 青空文庫
作例 · 標準
父帝の病没により、彼は若くして皇祚を継承することになった。
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皇祚を継ぐ者には、国を安んじ、民を慈しむという重い義務が課せられる。
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その王朝の皇祚は、数百年という長い期間にわたって続いたと言われている。
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