開廷
かいてい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞頻度ランク #28324 · 青空 53 例
標準
court session
文例 · 用例
「今晩開廷の運びになっている件が二つございますが、いかがでございましょうお疲れでいらっしゃいましょうか。
— 宮沢賢治 『ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記』 青空文庫
開廷後二日目であつた。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
開廷数時間前既に傍聴席は満員となつた。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
然るに裁判所が公判開廷の初日に於て公開を禁止したる爲に、復疑を容るゝものありと雖も、苟も對審の公開にして安寧秩序を害するの虞ありと認めたるときは、之を停止し得べきは國法の命ずる所にして、裁判所は普通の事件に付ても之を行ふことを得。
— 石川啄木 『日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象』 青空文庫
同時に正面中央の二名の判官が立ち上って、「鼻の裁判開廷の理由書」を同音に読み上げます。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
宜なる哉、縲絏の辱めを受けて獄中にあるや、同志よりは背徳者として擯斥せられ、牢獄の役員にも嗤笑せられて、やがて公判開廷の時ある壮士のために傷つけられぬ。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
なお未決ながら公判開廷の期の近づきしままに、護送の便宜上|客分としてかくは取り斗らわれしなりけり。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
五 女史の訃音 それより数日を経て翌二十年五月二十五日公判開廷の際には、あたかも健康回復の期にありて、頭髪|悉く抜け落ち、薬罐頭の醜さは人に見らるるも恥かしき思いなりしが、後にて聞けば妾の親愛なる富井於菟女史は、この時|娑婆にありて妾と同病に罹り、薬石効なく遂に冥府の人となりけるなり。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫