塵芥
じんかい異読 ちりあくた・ごみあくた
名詞
標準
rubbish
文例 · 用例
僕の先刻捨てに行つた塵芥が、裏庭の風の吹いて来る方寄りであつたことを「誠意がない」と勝手に決めて始めたお説教以来ブツ続けである。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
僕としてたゞまだ塵芥箱もないことだし、隅ッコに暫時捨てたわけで、おまけにそこらに前ゐた人が捨てて行つたのだらう、ボール箱や新聞紙のキレが相当散らかつてゐたので、そのお説教が始まつた時は全く意外であつた。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
これきりに径尽きたり芹の中 塵芥に埋れた径。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
そこには笹竹や芹などの雑草が生え、塵芥にまみれて捨てられてる、我楽多の瀬戸物などの破片の上に、晩春の日だまりが力なく漂っているのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
竹棹で大きな白い岩を突かうとした船頭は、帽子を水の中に落して、あつと言ふ間もなく、塵芥のやうに、黒い点となつて、引ツたくられてしまつた。
— 小島烏水 『天竜川』 青空文庫
雪は古くなるほど、結晶形を失って、粒形に変化するもので、粒形になると、純白ではなくなる、また粒形にならないまでも、古い雪に白い輝きがなくなるのは、一部は空気を含むことが少ないからで、一部は鉱物の分子だの、塵芥泥土だのが加わって、黄色、灰色、または鳶色に変ってしまうからだ。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
大量|塵芥製造工場のようなものである。
— 寺田寅彦 『猫の穴掘り』 青空文庫
そして、振り向かうともせずに、何か知らむつと塵芥くさい臭ひのする、右左に煉瓦塀のすれすれになるやうな道をせかせかと歩き續けて行くのだつた。
— 南部修太郎 『ハルピンの一夜』 青空文庫
作例 · 標準
「塵芥」(ゴミ)は、指定された場所に出してください。
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通りに「塵芥」(ゴミ)が散乱していて、見苦しい。
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「塵芥」(ごみ)の分別を徹底することが、環境保護につながる。
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標準
worthless thing
作例 · 標準
彼は、世間から「塵芥」(取るに足らないもの)扱いされていた。
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そんな「塵芥」(つまらないもの)に、お金を使う必要はない。
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彼の才能は、この「塵芥」(価値のないもの)のような世界では埋もれてしまう。
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