雅言
がげん
名詞
標準
elegant words
文例 · 用例
しかし古言がやがて雅言で、今言がやがて俚言だとは私は感じない。
— 森鴎外 『訳本ファウストについて』 青空文庫
國語と漢文とを調和し、雅言と俚辭とを融合せむと欲せし、放膽にして無謀なる嘗試は、今新に其得失を論ずることを須ゐざるべし。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
Odan mo iya, Tinco Sa![#数字は1字下げ、説明は3字下げ]1、ちのは雅言のとやなり。
— 北原白秋 『思ひ出 抒情小曲集』 青空文庫
Odan mo iya, Tinco Sa!1、ちのは雅言のとやなり。
— 抒情小曲集 『思ひ出』 青空文庫
その煙霞といつたのは写生で殊更に雅言を弄んだのではない。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
まず、骨なしの草書を覚えて廃学すればそれきりとあきらめ、都合よければ後に楷書の骨法をも学び、文字も俗字を先きにして雅言を後にし、まず大根を知って後に蘿蔔に及ぶべきなり。
— 福沢諭吉 『小学教育の事』 青空文庫
そこで、言海でも、辞林でも、言泉でも、稍古いところで雅言集覧、俚言集覧、倭訓栞あたりでも「口づけ」を接吻の義には取つてはゐない。
— 齋藤茂吉 『接吻』 青空文庫
それ等の語の中には、創作当時、意義は知られてゐても、既に廃語となりかけてゐるものや、或は既に死語になつた雅言をすら、間々交へて居たのではないかと思ふ。
— 折口信夫 『組踊り以前』 青空文庫
作例 · 標準
彼の祝辞は、練り上げられた雅言に満ちており、聴衆を魅了した。
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平安時代の文学には、現代では使われなくなった数多くの雅言が散りばめられている。
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格式高い茶会では、日常会話とは異なる雅言を用いるのが慣わしとなっている。
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