雅号
がごう
名詞
標準
alias
文例 · 用例
中には「朔太郎」といふのが本名か雅号かなどと問ふ人もあるが、紛れもなく、親のつけてくれた本名である。
— 萩原朔太郎 『名前の話』 青空文庫
若い時の僕は、その平凡さが厭やだつたので一時雅号をつけようとさへ思つた。
— 萩原朔太郎 『名前の話』 青空文庫
(その頃は、文人の間に雅号をつけることが流行した。
— 萩原朔太郎 『名前の話』 青空文庫
北原白秋、室生犀星、山村暮鳥等、皆雅号である。
— 萩原朔太郎 『名前の話』 青空文庫
)だが考へて見たら、一人前の文士にも成らないものが、麗々しく雅号をつけるなんかテレ臭いので到頭本名で通してしまつた。
— 萩原朔太郎 『名前の話』 青空文庫
一人前の文士になり、世間に名を知られてしまつてから、後で雅号をつけたところで通用しない。
— 萩原朔太郎 『名前の話』 青空文庫
私が少女時代、文学雑誌に紫苑という雅号で、しきりに詩を発表していた文人があった。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
「このあいだも話した通り、僕の家の六代前の主人は享保から宝暦のころに生きていたのだそうで、雅号を杏雨といって俳句などもやったらしい。
— 岡本綺堂 『西瓜』 青空文庫
作例 · 標準
彼は書家として活動するにあたり、師から「清風」という雅号を授かった。
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その絵師は生涯で何度も雅号を変えており、作品の署名から制作時期を特定する手がかりとなる。
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夏目漱石という名はペンネームであり、本名は金之助だが、俳句を読む際には「愚陀仏」という雅号も用いた。
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