雅語
がご
名詞
標準
elegant words
文例 · 用例
其婦人は三十何年間日本にゐて、平安朝文学に関する造詣深く、平生日本人に対しては自由に雅語を駆使して応対したといふ事である。
— 石川啄木 『弓町より』 青空文庫
その婦人は三十何年間日本にいて、平安朝文学に関する造詣深く、平生日本人に対しては自由に雅語を駆使して応対したということである。
— 石川啄木 『弓町より』 青空文庫
だから詠んだ歌にしろ、いつか平常の埒を放れて一首が四十四五文字もある樣なものになつたり、雅語から離れて口語になつたり、今までにない變體なものばかりが出來てゐた。
— 野蒜の花 『樹木とその葉』 青空文庫
生は和歌につきても旧思想を破壊して新思想を注文するの考にて、したがって用語は雅語、俗語、漢語、洋語、必要次第用うるつもりに候。
— 正岡子規 『歌よみに与ふる書』 青空文庫
ゆえに俗語を用いたる方その美感を現すに適せりと思わば雅語を捨てて俗語を用い可申、また古来のしきたりの通りに詠むことも有之候えど、それはしきたりなるがゆえにそれを守りたるにては無之、その方が美感を現すに適せるがためにこれを用いたるまでに候。
— 正岡子規 『歌よみに与ふる書』 青空文庫
文法 漢語、俗語、雅語のことは前にも言えり。
— 正岡子規 『俳人蕪村』 青空文庫
雅語、俗語、漢語、仏語、何にても構はず無理に一首の韻文となし置くべし。
— 正岡子規 『俳諧大要』 青空文庫
これは、漢文読下し風な当時の官用語と、形式化した旧来の雅語との絆を脱して、自由に、平易に、動的に内心を芸術の上に吐露しようという欲求の発露であった。
— 宮本百合子 『文学における今日の日本的なるもの』 青空文庫
作例 · 標準
和歌や俳句を嗜む祖父は、手紙にも美しい雅語を織り交ぜていた。
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彼女の紡ぎ出す言葉は、古風な雅語と現代的な感性が融合しており、独特の魅力がある。
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その歴史小説は、登場人物の会話に当時の身分に合わせた雅語を巧みに使い分けることで、作品のリアリティを高めている。
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標準
classical poetic language (esp. of the Heian period)
作例 · 標準
「いとをかし」は、平安時代の文学を代表する雅語の一つだ。
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源氏物語を読むためには、注釈を頼りに一つ一つの雅語の意味を理解していく必要がある。
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古文の授業で、和歌に頻出する枕詞や掛詞といった雅語の技法について学んだ。
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ウィキペディア
雅語(がご)とは、洗練された上品な言葉、あるいは正しいとされる優雅な言葉をいう。雅言 、みやび言葉ともいう。
出典: 雅語 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0