手抄
しゅしょう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
excerption
文例 · 用例
鈴木春浦さんが小説の種にもと云って貸してくれた本を、遺忘のために手抄して置いたのである。
— 森鴎外 『細木香以』 青空文庫
若し富士川氏の手抄に偶一節を保存せられた文の全篇が載せてあつたなら、それは予期せざる幸であらう。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
これはわたくしの手抄に係る五山堂詩話の文に依つて言ふのである。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
わたくしは借留数月にして、全文を手抄した。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
僕は留学から帰つて来て、家兄に頼んで少しばかり父の日記から手抄して貰つたのであつた。
— 斎藤茂吉 『念珠集』 青空文庫
此に於てか門人後藤世張を随へ手抄杜韓蘇古詩三巻、詩韻含英一部と外史の草稿とを携へて京を発し淀川を下り、大阪より篠崎承弼に送られて尼崎に至り、雨には即ち淹留し晴には即ち行き広島に至りて父の墓に謁し赤間関に淹留すること半月、年々摂酒附商舟、磊落万罌堆岸頭、清※尤推鶴字号、駕人酔夢上楊州の詩あり。
— 山路愛山 『頼襄を論ず』 青空文庫
西郷南洲手抄其一百餘條。
— 南洲言志録手抄序 『南洲手抄言志録』 青空文庫
南洲手抄言志録佐藤一齋略傳山田濟齋先生諱ハ坦、通稱ハ捨藏、一齋ト號ス、佐藤氏。
— 佐藤一齋略傳 『南洲手抄言志録』 青空文庫
作例 · 標準
膨大な百科事典の中から、歴史に関する重要な記述だけを抜き出した自分専用の手抄を作成した。
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その古い写本は、高名な学者が古典文学の名場面を私的に手抄して一冊にまとめた貴重なものだ。
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「今後の研究の貴重な資料にするため、この専門書の重要な要点を手抄して残しておくことにします」
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