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相輪

そうりん
名詞
1
標準
sōrin
文例 · 用例
世尊諸|比丘に向いその因縁を説きたまわく、昔|迦葉仏入滅せるを諸人火葬し、舎利を収め塔を立てた時、居士女極めて渇仰して明鏡を塔の相輪中に繋ぎ、願わくはこの功徳もて後身世々わがある所の室処光明照耀日光のごとく、身に随れて出ん事をと念じた。
田原藤太竜宮入りの話 十二支考 青空文庫
午下やどに歸り、また往いて淨法寺畔に相輪塔を見る。
大町桂月 八鹽のいでゆ 青空文庫
「それじゃ相輪※も見ないだろう」と大きな声を出す。
夏目漱石 虞美人草 青空文庫
相輪※た何ですか」と宗近君は阿爺の前で変則の胡坐をかいている。
夏目漱石 虞美人草 青空文庫
相輪※はなかったようだね」と甲野さんは手を膝の上に置いたままである。
夏目漱石 虞美人草 青空文庫
――今話した相輪※から五十丁も這入らなければ行かれない」「どうれで知らずに通った訳だな、君」と宗近君がまた甲野さんに話しかける。
夏目漱石 虞美人草 青空文庫
堂に法華と云い、石に仏足と云い、※に相輪と云い、院に浄土と云うも、ただ名と年と歴史を記して吾事畢ると思うは屍を抱いて活ける人を髣髴するようなものである。
夏目漱石 虞美人草 青空文庫
荒れた池の傍をとおって、講堂の裏から薬師寺にはいり、金堂や塔のまわりをぶらぶらしながら、ときどき塔の相輪を見上げて、その水煙のなかに透かし彫になって一人の天女の飛翔しつつある姿を、どうしたら一番よく捉まえられるだろうかと角度など工夫してみていた。
堀辰雄 大和路・信濃路 青空文庫
作例 · 標準
五重塔の頂部には、仏舎利を納める相輪がそびえ立っている。
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相輪の美しい装飾は、見る人の目を惹きつける。
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地震によって相輪が傾いたが、幸い大きな被害はなかった。
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