双輪
そうりん
名詞
標準
two wheels
文例 · 用例
それには高く広き教養と、深く鋭き観察との双輪を要する事はもちろんである。
— 寺田寅彦 『映画芸術』 青空文庫
快楽と実用とは、文学の両翼なり、双輪なり、之なくては鳥飛ぶ能はず、車走る能はず。
— 北村透谷 『明治文学管見』 青空文庫
十四運命運命|彼をしも今とらへなせば苦惱と畏怖の双輪たかく響く、運命また彼をしも弄べば嫉妬の影の痛みぞ癒えがたきや。
— 蒲原有明 『獨絃哀歌』 青空文庫
(双輪船は夜に舎港を出航して、轟々たる音とともにはるかな太平洋に向かった。
— 井上円了 『西航日録』 青空文庫
(熱帯圏の航路に、双輪の船は浪をけちらして走る。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
(阿の海の波は多くの山が重なるように寄せ、双輪船は波をけたててゆったりと進む。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
しかして絶えず塵埃は濛々として御者を打つ、而して錫と黄金と掩ひ飾れる其兵車、脚神速の馬牽きて進めば、めぐる双輪は、輕き平野の塵埃の上に殆ど其痕を 505殘し留めず、斯くばかり飛ぶが如くに急ぎ驅く。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
が、世間では二人を、“日野の双輪” と、称びならべて、いずれも、現天皇の寵臣として、兄たり難し弟たり難き者と見ていた。
— 婆娑羅帖 『私本太平記』 青空文庫
作例 · 標準
自転車は、通常、前後に一つずつ、合計二つの車輪、すなわち双輪を持つ。
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昔の馬車には、大きな双輪が使われていたものが多い。
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この装置は、安定性を高めるために双輪で設計されている。
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