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偉観

いかん
名詞頻度ランク #7906 · 青空 80
1
標準
magnificent sight
文例 · 用例
見たこともない氷柱の簾が檐に下がっており、銀の大蛇のように朝の光線に輝いているのが、想像もしなかった偉観であった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
大|坩堝の光明等々々が、無数の煙突から吐出す黄烟、黒烟に眼も眩むばかりに反映して、羅馬の滅亡の名画も及ばぬ偉観、壮観を浮き出させている。
夢野久作 オンチ 青空文庫
しかも植物式の囚われ方をしたものの中で偉大なものになると、鳥を宿し、星を停め、雲を払い、風に吼えて、素晴らしい偉観を呈するのがあります。
夢野久作 鼻の表現 青空文庫
その結構の壮偉なるは大阪、聚楽に劣り難しと、榊原康政は肥後の加藤清正に手紙で報告して居るが、多少のミソはあるにしても、其の偉観想い見る可しだ。
菊池寛 小田原陣 青空文庫
二 大雪山の第一夜 層雲峡は石狩川の有する一大偉観なるが、その鬼神の楼閣と思わるる巌峰は、大雪山の腰なれば、大雪山の有する一大偉観なりといいても可也。
大町桂月 層雲峡より大雪山へ 青空文庫
市役所前から名古屋駅頭まで、断続しつゝある偉観は、大した自慢にはならぬが、それ自身として、すばらしいものである。
小酒井不木 名古屋スケツチ 青空文庫
一八〇四年皇帝の位に即き、英国侵入計画は着々として進捗、その綜合的大計画は真に天下の偉観であった。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
それが思い思いにあるいは目の玉をえぐり、あるいは耳をちぎりあるいはへそを引き裂いて、もはや完膚なしと見るといつせいに引き揚げてさらに他の作に群つて行く状は凄愴とも何とも形容を絶した偉観である。
伊丹万作 雑文的雑文 青空文庫
作例 · 標準
富士山の頂上から見る御来光の偉観は、生涯忘れられない感動を与えてくれた。
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何千ものランナーが一斉にスタートするマラソンの光景は、まさに偉観だった。
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近代的な高層ビル群と歴史的建造物が調和する都市の夜景は、息をのむような偉観だ。
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大規模なオーケストラの演奏は、音の洪水となって聴衆を包み込み、偉観と呼ぶに相応しい迫力があった。
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