美観
びかん
名詞頻度ランク #33754 · 青空 196 例
標準
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文例 · 用例
しかしながら山岳の雪は、ただその美観によって研究される価値あるばかりでなく、造山力を有する動作から言っても、雪それ自身の特立した状態から言っても、また生物を保護する恩恵から言っても、興味があるから、以下にこれを説く事にする。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
就中高山植物の美麗は熱帯の壮大華麗なる花を凌ぐのであるが、高山植物の美観は他日題を改めて説くつもりである。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
天文学者はこの機を利用して観測に耽り、詩人宗教家はこの間に星月夜の美観を唱い造化の偉大を頌える事が出来る。
— 寺田寅彦 『宇宙の二大星流』 青空文庫
しかしそれらは却って私が桜を多くめでるのあまり桜の美観が私の深処に徹し過ぎての反動かもしれません。
— 岡本かの子 『病房にたわむ花』 青空文庫
人間の文化が進むに従ってこの門衛の肝心な役目はどうかすると忘れられがちで、ただ小屋の建築の見てくれの美観だけが問題になるようであるが、それでもまだこの門衛の失職する心配は当分なさそうである。
— 寺田寅彦 『試験管』 青空文庫
日光とか碓氷とか、天下の名所はともかく、武蔵野のような広い平原の林が隈なく染まって、日の西に傾くとともに一面の火花を放つというも特異の美観ではあるまいか。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
そうすると思わず落日の美観をうることがある。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
街の七夕夜景を見物して歩いた、提灯のほかげはまつたくうつくしい、親しみふかい日本美観である、なまじ近代風を加味したのはかへつて面白くない、それから河原へ行つた、たいへんな人出だ、果物店、氷店の羅列である、久しぶりに夜店風景を満喫した。
— 山口 『行乞記』 青空文庫
作例 · 標準
景観を損なわないよう、電線を地中に埋めて街の美観を整えた。
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庭園の手入れを怠ると、せっかくの美観が台無しになってしまう。
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この高台からの眺めは、まさに自然が作り出した美観と言える。
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