孝順
こうじゅん
形容動詞名詞
標準
obedience
文例 · 用例
なお且つ慙愧後悔して孝順なる新婦を愛恋の念起りしなり。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
取分けてお勢が母親に孝順する、折節には機嫌を取るのかと思われるほどの事をも云う。
— 二葉亭四迷 『浮雲』 青空文庫
この息子は顔容が美しかったばかりでなく、親たちにはいたっての孝順だから家人は申すにおよばず、村人までにひどく愛敬されておりました。
— 佐々木喜善 『東奥異聞』 青空文庫
父母に孝順といふ教訓は、上は天子より下は庶人に至る迄、必ず遵奉さるべき教訓である。
— 桑原隲藏 『支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道』 青空文庫
清の順治帝の六諭の第一に、孝順父母を置き、康煕帝の上諭十六條の第一に、敦孝弟以重人倫を置いてある。
— 桑原隲藏 『支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道』 青空文庫
余輩は此等の記録に徴して、大御神が敬神の念甚深にして祖宗に孝順なるの故を以て、天上に君臨し萬神を統御し給へるを知ると共に、卑彌呼が九州に於いて一國の尊崇を受けしも、全く同一の理由に因るものなるを信ず。
— 白鳥庫吉 『倭女王卑彌呼考』 青空文庫
「孝順に在家出家の別あり。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
在家はただその「親」に孝順であればよい。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
作例 · 標準
彼は幼い頃から両親に孝順を尽くし、近所でも評判の孝行息子だった。
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親に対する孝順の心を持つことは、人として最も大切な徳目の一つだ。
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どれほど出世しても、故郷の両親への孝順を忘れることはなかった。
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