盛名
せいめい
名詞
標準
reputation
文例 · 用例
其著者を誰とかする、即ち當時廷臣とし、軍人とし、政治家として夙に盛名あるも、未だ文筆の人としては左までに顯はれざりしラロシフコー公爵其人なりとす。
— 太宰治 『ラロシフコー』 青空文庫
」いかにも、「廷臣とし、軍人とし、政治家として夙に盛名ある」ラロシフコー公爵その人の息吹が感ぜられる尊嚴盛大の文章である。
— 太宰治 『ラロシフコー』 青空文庫
勲績のある上長として、盛名のある君子として、礼を尽した態度であった。
— 宮沢賢治 『疑獄元兇』 青空文庫
欧米における昨今のアインシュタインの盛名は非常なもので、彼の名や「相対原理」という言葉などが色々な第二次的な意味の流行語になっているらしい。
— 寺田寅彦 『アインシュタインの教育観』 青空文庫
」と盛名隆々たる濱島武文の特別なる盡力があつたので、吾等は遂に此最上の船室を占領する事になつた。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
恐らくはその盛名の絶頂に達した時であっただろう。
— 森鴎外 『細木香以』 青空文庫
盛名一時に騷ぎしは七八年前のことなるべし。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
その信念が追々堕落する事、ギリシアローマの詩に彫刻に盛名を馳せた幽玄絶美な諸神が、今日|藪沢に潜める妖魅に化しおわったごとくなったものか。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
彼は若くして天才数学者としての盛名を馳せたが、私生活では常に孤独を好んだ。
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その老舗旅館は、国内外から訪れる著名人たちによってその盛名が支えられてきた。
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一時的な盛名に溺れることなく、彼はただひたすらに自分の技術を磨き続ける道を選んだ。
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